あの日 ページ29
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『今は辛くても、いつか救われる日が必ず来るから。下を向かないで。前を向いて。
その日を、絶対逃さないように』
いつの間にか忘れてしまった
『なりたい自分になっていいんだよ』
あの時、母さんが言ってくれた言葉
『貴方の個性は貴方自身だから。
自分を見失わないで』
Aが言ってくれた言葉。
「俺だって……ヒーローに！！」
────
トーナメントは私が塩崎ちゃんの立ち位置にいるってこと以外、これといったイレギュラーなことはなく進んでいった。
緑谷君対轟君はやばかったね！！
私感動して泣いてしまったわ。
心操君にはドン引きされたけど。
轟君や緑谷君の過去があるからこその神回。
これに泣かないやつは
なんか、一言一句聞き漏らすまいと済ましていたら、「A…」って轟君の声を拾った気がしたけど気のせいだと思いたい。
なんなら目が合った気がしたけど気のせいだよね！！
絶対気のせいだ！！
うん！！！(白目)
そして、私は飯田君と戦うことになる。
うん。
塩崎ちゃんみたいに負けよう。
よし、そうと決まれb「A」
「お、お館様！？」
突然、お館様が現れた。
私は慌てて膝をつく。
「もうすぐ第二試合だね」
「はい」
唐突な言葉に首を傾げつつ応じる。
お館様は、柔らかく微笑んで、言った。
「頑張ってね。期待しているよ」
「…御意」
よし、勝とう(単純)
─────
《それでは、スタート！！》
「おりゃあー！！」
「グォアッ！！」
終了！！←
「へ！？え、あ……い、飯田君場外！！」
「……アッ」
《しゅ、瞬殺！？オイオイ嘘だろ！？どうなってんだ！！？》
「」←
やばい…
思いっきり蹴飛ばしちゃった…
「眼鏡君、大丈夫？ごめんね。力込めすぎちゃった」
「だ、大丈夫だ。そして僕は眼鏡じゃなく、飯田天哉だ」
私は苦笑いしながら飯田君に手を差し伸べ、引っ張って立たせる。
「機動力に勝るもの無しと思ったのだが、君はそれより早かったな……見えなかった」
「アハハ…」
完敗だ…なんて言う飯田君に、私は返す言葉もない。
負けるつもりがお館様に期待して頂いてつい…
「ごめんね、お疲れ様！！」
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
