色々すっ飛ばす ページ17
『さよなら皆』
そんな言葉聞きたくない そんなこと言わないでよ やめて 馬鹿なこと言うな 何か方法を 何故だ… やめろ 逝くなッ 生きてくれ 頑張れ 嫌よ お願い 悲しいわ 嫌だよ んでだよ ヤダッ ちくしょう やめてよ 貴様が死ぬなど許さないぞ それでいいのかお前は 君が死んだら僕はどうすればいいんだい 俺と戦うのではないのか 何故なのですか 不吉な数字が なんでなのよ 許さねぇぞぉ 置いてかないでよ 救柱様 ダメですよ 約束は 指切りしましたよ 針飲みますか 今まで、お疲れ様でした 悲しいけど、よく頑張ったね
『ありがとう』
────
休日
私はとある場所に向かっていた。
ＵＳＪはカットね。
授業抜け出してバスに張り付いて見に行ったけど←
そして、目的地に辿り着く。
ここは学校。
キメツ学園という中高一貫校だ。
この世界には、私以外にも前世の記憶を持った人たちがいる。
私と同じように前世で鬼狩りだった人達(一部鬼)は、皆記憶を持ったまま転生してくるのだ。
この学校は、忍たまの世界でいう毒たまみたいなもの。
本来、資格修得後は、どこかしらのプロ事務所にサイドキック入りがセオリーとなっている。
しかしキメツ学園の生徒は皆、卒業後は必ずキメツヒーロー事務所にサイドキックとして入る。
サポート科ならぬ隠科というものがあり、そちらももちろん同じである。
また、中学生の時からヒーロー基礎学を学べるため、それなりに人気で倍率も高いことが有名なのである。
だがしかし、合格基準は謎に包まれている。
筆記や実技と言った試験は無く、行うのは面接だけ。
中には無個性もいるという。
実際は前世の記憶を持った人。
つまり、鬼殺隊士だけが受かることができるのだが。
校長室の前に立つ。
「入っていいよ」
ゆったりとした声が聞こえた。
私は静かに、校長室のドアを開ける。
ドンッと衝撃が走り、桜餅と同じ綺麗な髪色が見えた。
「Aちゃん！」
「蜜璃ちゃん、久しぶり」
私は腕の中で泣き出すかつての同僚を宥める。
そして当たりを見回し、薄く微笑んだ。
「お久しぶりです、皆さん」
前世の仲間が、そこにいた。
皆も久しぶりと口々にこぼす。
柱と、それから上弦の皆か。
それから無惨様と…
「久しぶりだね、A」
「お久しぶりです、お館様。お元気そうで何よりです」
何より慕った人が、私を暖かく迎えてくれた。
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
