セキュリティ突破(笑) ページ11
,
「オールマイトの授業についてどう思っていますか？」
「…………」
私は冷めた目でマスゴミを見る。
やっぱりマスゴミだけは好きになれん。
インタビューしたいなら普通に雄英に許可取れよ。
「私たちは普通科なので授業は受けてません。退いてください。世界一邪魔です」←
「少しは本音隠せよ」←
「ヤダよ。こんな惨めな大人たちに気なんか使う必要ないでしょ」←
口悪い？
知るか←
昼
「弁当？」
「うん。やっぱ自炊が一番かなって」
私は手元のお弁当を見る。
いや、今日セキュリティ３突破される日だからさ。
ご飯食べれなかったり、お金払った料理をひっくり返されたら嫌だなって。
だからお弁当にした。
そしたら作るの割と楽しかったから、これからも作ることにした←
いただきますと手を合わせた時、けたたましい音が食堂に響き渡った。
『セキュリティ３が突破されました。生徒の皆さんは…』
今かよタイミング悪。
「セキュリティ３って、確か何者かが校内に侵入したっていう知らせだったか？」
「なんで知ってんの？」
「入学式でそんな事言って…」
「あ」
心操君が人混みに紛れて行った。
ドンマイ←
とりあえずお弁当の蓋をし、ゴムで止め、安全を確認し、私は立ち上がる。
そして人混みに流されていった←
いや、なんか…ねえ？←
とりあえず非常口飯田が見える位置辺りで待とう。
「何が起きてるんだ……帰りたい」
「………」
私はチラと、隣でネガティヴ発言してる男の子を見た。
「！？」
そして二度見した←
待ってやばいよすぐ隣にかの有名なビッグスリーの環きゅんが！！！
ねえめちゃくちゃ可愛いんだけどやべぇよどうしよう(パニック)
ハッ！
てことはミリオ先輩もいる！？
…………いや、居ないな。
環きゅんこんなところで何してるの？？
あ、もしかしてはぐれた？(あながち間違ってはいない)
「うお……」
失礼。
少々乙女にあるまじき声がでた。
乙女なのかって言った奴後で体育館裏な。
で、なぜ乙女にあるまじき声を出したのかと言うと、後ろでパニクる先輩方に押されたからッスね。
違和感無く流されるために全身の力抜いてたから見事にバランス崩れた。
これ転ぶわ。
適当になんか掴まるものないかな。
つか自分で言うけど私めっちゃ冷静だね←
転ぶことにはなれてないのに←
「おおっと？」
誰だ私を引っ張った奴は。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 262人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
