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▼(涼翔) ページ47

きらに、歌が上手くなるコツを教わった

年下だけど、かっこ良くて、お兄ちゃんみたい




涼「さや、あお達と喧嘩してるの?」





「してないよ!」




涼「そ?最近一緒にいないよね?」





「学校一緒に行ってるよ!帰りは、友達に誘われるから」





涼「そっか、人気者なのか?」





「うん!」









人気者なんかじゃない



友達なんていない



教室ではいつもひとりぼっち




きらは仕事で、よく早退する



最近夜にこっそりと、きらの部屋に行く




輝「また来たの?」




「うん…」




輝「そっか。僕、明日はね2時間で早退する」





「忙しいね」





輝「駆け出しだからね」




「頑張ってね」





輝「ありがとう」




いつも次の日の話をして、部屋へ戻る





2時間目が終わって、ランドセルを持って
3年生の下駄箱に行く




輝「あれ、さや君?」



あの日から、さや君と呼ぶようになった、きら





「僕も行きたい。車で待ってるから…お願い」





輝「…いいよ。何かあったの?」




実は、朝休みに

久々にサッカーに入れてもらった


もちろん、あおとねおもいた。




僕がシュートしたら、同じチームの子が舌打ちてた…



あおは、ねおとこそこそ話して、笑ってた



まるでこの世界で、生きてちゃいけないと言われてるような感覚になって


怖くなって、ベンチに戻った




授業も集中できなくて、二人と要ると不安にしかならなくて、きらといたいと思った




先生には、仕事があると嘘をついて出てきた





翔「友達なんて、作らなければ良いんだよ。人ってすぐ気持ち変わるから」





「でも、あおとねおは」






翔「親が仕事一緒だから仲良くしなきゃっていう決まりはないよ。好きな様にやれば良いじゃん」





「うん…」





そして、きらに着いていく生活を始めて1ヶ月


個人面談があった





担「さやと君は、最近お仕事頑張っているみたいですね」





涼「仕事ですか?さやとが?」





担「はい!ほぼ毎日早退して現場に行ってるんですよね」






涼「…え、あぁはい!」






家に帰ってきて、リビングにお父さんと二人きり





涼「さや、どういうことか説明して」






「…」





涼「説明するまで夕飯ないから」






「…」






涼「学校サボったん?…嘘ついたん?」






涼「パパ、嘘つきやサボったりするだらしない子は嫌いや。そんな風に育てた覚えはない。
さやなんか、息子とちゃう」

▼(涼太)→(涼翔)→←絶交(涼翔)



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まゆ - この小説すきです!更新されるの楽しみに待ってます!! (2018年10月28日 11時) (レス) id: b689f2e8fd (このIDを非表示/違反報告)
d=(^o^)=b - めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください! (2018年10月26日 5時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
真紀ちゃん(プロフ) - この小説大好きで更新されるたびに見ています。楽しみに待ってます (2018年10月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 51af973406 (このIDを非表示/違反報告)
Harumama - このお話し大好きです (2018年10月25日 19時) (レス) id: f41e6debc2 (このIDを非表示/違反報告)
典香(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2018年10月25日 19時) (レス) id: 97deb60bf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2018年9月18日 19時

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