絶交(涼翔) ページ46
きらが家に帰ってきた!
コンコン
「きら、僕。さやと…」
ガチャ
輝「入って良いよ」
「うん」
部屋に入ると
振り向いてきた、きら
輝「どうかした?」
「この間は助けてくれて、ありがとう」
輝「別に、助けた訳じゃないし」
「それでも、ありがとう」
輝「…何?何かあったの?」
「え?、いや…何も…」
輝「そっ。じゃ部屋戻れば?」
「…」
輝「何なの?」
「ホントはさ、本当は、ねおとあおに助けてもらいたかった…」
輝「…」
「でも、クラス違うし迷惑かけちゃうし…嫌われてるから。ねおとあおは仲良しなんだ…」
輝「君も。さやと君も、仲良しじゃん」
「ううん。僕は、パパ達が同じグループだから一緒にいるだけだよ…」
輝「嫌なの?」
「ううん。好きだよ。赤ちゃんの時から3人でいたから」
輝「そ。羨ましい」
「でも、僕マイペースだし…運動と勉強はできるけど二人みたいに踊れない…あおとねおは、いつも違う世界にいるみたい」
輝「ダンスできなくても、歌があるじゃん」
「…学校でもさ一緒に遊んでても、周りの子が嫌そうな顔するの。きっとね、、きっと、あおもねおも本当は一緒にいるの嫌なんだよ」
輝「ふーん」
「だからさ…きら」
輝「なに?」
「仲良くして?僕、きらと仲良くなりたい」
輝「いや、意味わかんないんだけど」
「1人は嫌だ…部屋に、来ても良い?…助けてくれる?ウルウル」
輝「一応言っておくけど、僕年下ですよ」
「わかってるもん」
輝「はぁ…さやと君だけですよ。他の人は連れてこないでください」
「え、いいの?」
輝「良いですよ。可哀想だし」
「えへへ〜!きら大好き」
輝「いや、僕は別に好きじゃ…」
「ねぇ!!きらの事教えて?」
輝「僕の、こと」
「うん、知りたい」
輝「僕は、両親が他界していない。両親が他界してから、たまたまジャニーズにスカウトされて、そこから負けるのが嫌でダンスをとにかく頑張った。歌もね」
「頑張りやさんなんだね」
輝「そう?負けず嫌いなだけ」
「僕も歌やってるよ!下手くそだけど」
輝「歌って、下手くそでも楽しんでれば人に届くんだよ。まず、楽しんで気持ちを込めて歌えば、それが伝わる」
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まゆ - この小説すきです!更新されるの楽しみに待ってます!! (2018年10月28日 11時) (レス) id: b689f2e8fd (このIDを非表示/違反報告)
d=(^o^)=b - めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください! (2018年10月26日 5時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
真紀ちゃん(プロフ) - この小説大好きで更新されるたびに見ています。楽しみに待ってます (2018年10月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 51af973406 (このIDを非表示/違反報告)
Harumama - このお話し大好きです (2018年10月25日 19時) (レス) id: f41e6debc2 (このIDを非表示/違反報告)
典香(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2018年10月25日 19時) (レス) id: 97deb60bf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lolww | 作成日時:2018年9月18日 19時