居残り(涼翔) ページ32
職員室に行くと、めちゃくちゃ怒ってる先生
「失礼します。5年3組の片寄涼翔です」
先「あ、片寄!!お前、さよならしてからどんだけ時間かかってるんだ!」
「ごめんなさい…」
先「名札はどこにあるのかわかってるのか?」
「あ、多分…」
先「じゃ、ちゃんと探すように」
「はい!」
先「で、名札を無くした罰だ。これ、やりなさい。終わったらもう一度職員室に来て」
「え、これ全部ですか?」
先「当たり前だろ?当然の量だ」
「はい…」
当然の量って…
国語のプリント10枚…
算数のプリント10枚…
英語のプリント10枚…
英語は、10枚分単語書けば良いらしいけど…
いくら僕でも、1時間以上はかかる…
今何時!?
「16:05」
嘘。。
門限、17時なのに…
終わらないよ、、、
怒られる…
でも、正直に言ったら!
そっか、いじめがバレちゃう…
もう、怒られるしかないじゃん(泣)
早くやろ、、
とにかく、早くプリント進めた
外が、水色からオレンジに変わってきた…
終わったぁ!!
今、何時!?
「17:30」
よし、今帰れば何とかなるかも…
「先生、終わりました!」
先「思ってたより、早かったな!すまんが、これを忘れてた。1枚で良いから書いてくれ」
そう言って渡されたのは、反省文
居残りさせた生徒には、書かせなきゃいけない決まりらしい。。。
先「すまんな。早めに頼むよ」
言われなくてもそうしますよ!
「はい」
もう、涙を流しながら反省文を書いた
「はい、先生!終わりました!ごめんさない」
先「遅くまで悪かったな。でも、明日はちゃんと着けるように!もし見つからなくて親御さんから了承を得たら、名札は買えるからね」
「はい!わかりました。探してみます」
急いで、教室に戻って
ランドセルを背負って、走った
ガチャ
こっそり、家に入って静かに靴を脱いで
部屋に戻ろうとした
あ、そうじゃん…
部屋、リビング入らないと行けないじゃん…
様子を伺いながらリビングに入ると…
音「あ、さや帰って来た!!」
愛「えっ!?…さやっ!!」
涼「良かったぁ…じゃなかった!何してるのやさ」
優しい声から、直ぐに怒った声に変わった
まずい…
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まゆ - この小説すきです!更新されるの楽しみに待ってます!! (2018年10月28日 11時) (レス) id: b689f2e8fd (このIDを非表示/違反報告)
d=(^o^)=b - めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください! (2018年10月26日 5時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
真紀ちゃん(プロフ) - この小説大好きで更新されるたびに見ています。楽しみに待ってます (2018年10月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 51af973406 (このIDを非表示/違反報告)
Harumama - このお話し大好きです (2018年10月25日 19時) (レス) id: f41e6debc2 (このIDを非表示/違反報告)
典香(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2018年10月25日 19時) (レス) id: 97deb60bf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lolww | 作成日時:2018年9月18日 19時