今日から一緒に暮らします

初めて一緒の休み ページ18

音於side


輝星って奴が来た次の日に
レッスンに行ったの…


そしたら、俺らのクラスに輝星も来て…

ピックアップされるし

ジャイアンツのクラスも受けてるし…



「ねぇ、マサヤさん！」






校「音於、どうした？」





「どうして、輝星はジャイアンツも受けてるの？」






校「輝星は、特待生なんだよ！
Proとして、EXPGと契約を結んでるんだ」






「どうして？あいつ、オーディション
受けてないじゃん！」






校「でも、音於も見てわかったでしょ？
輝星は上手いんだよ！」






「ねおは？…」





校「それは言えない
次のオーディション頑張ってね！」






だって…

俺と、亜音はめちゃくちゃ頑張ってるのに
どうしてもジャイアンツにはなれない…

別にコネを使ったって良いんだ…



とにかく、俺はあいつが嫌い


子供の癖に、めちゃくちゃ高いブランドの
服も着てる…

今日は、親が皆仕事で出掛けてるのに

輝星は家にいる…



子供だけで、留守番は初めてだ




輝星はソファに座って、TVを見てる

俺は、亜音と涼翔で俺の部屋で遊んでる




翔「ねぇ、リビング行こうよ〜つまんなーい」






音「さやはもっと
ファッションに興味持ちなよ！(笑)」





「そうだよ！(笑)
いつまでも、俺にスタイリストをやらせるな！」






音「俺にもな！(笑)」





「てか、このSupremeのキャップ良くね？」






音「俺もそれ欲しい！シュプの革ジャン欲しい！」






「良いよなぁ！でも、めちゃくちゃたけぇ…」





翔「ねぇ！下行こうよー」





たく…さやはいつもマイペース




しょうがないから下に行くと
輝星もリビングにいた




翔「ねぇ、輝星が着てるやつ！」





「ん？」






翔「あおが、欲しがってたやつだよ！」






音「ホントだ！」




マジかよ…

家で革ジャン着るか？普通…


てか、何で持ってんだよ




音「きら、何で持ってるの！？」






輝「買った」





翔「えっ、自分で！？」





輝「え？うん」





音「高かったでしょ！？」





輝「そうだね。でも、まぁ大丈夫」





翔「やっぱ、お金沢山あるの？？」





輝「沢山はないけど、自分で稼いでる」






音「すげぇ！きら、ジャイアンツだしね！」






翔「え、そうなの！」






輝「そうだよ」





「違うよ、こいつ特待生だって。Proだって」






音「マジかよ！！」






翔「すごぉい！！」







輝「別に…」






「お前さ…」

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