99話 ページ7
瀬羽side
あれから毎日リハビリに取り組み、前と同じくらいに回復した。
灰原と七海は、今まで以上に鍛錬に打ち込みすくすく成長して強くなっていった。
「さすがウチの後輩達!!」と私も鼻が高くなるほどだ。
それに対し、私は今＿＿＿
『伊地知〜、お土産のうどんあげる〜!!△△県の名物なんだよ〜!!』
伊地知の親睦を深めることに奮闘している。
伊地知は今年入学してきたたった一人の1年で、呪術師としては珍しい至って常識的で善良な性格をしている。
だからこそ、ちょ〜っとイカれてる私達3年は怯えられていて、いつもビクビクしている。
だから、伊地知と少しでも仲良くなるようにこうして、私は伊地知に絡みに行ってる。
伊地知「え、あ、ハイ……。でも、私なんかが貰っていいんですか…？もっと違う人……五条さんとか……。」
私を見た途端、だんだん顔色が悪くなっていって、お世辞にも体調が良いとは言えない。
私は伊地知にプレゼントしてるのに、自分を卑下して貰うことに躊躇っている。
『あのねぇ、私は伊地知にあげてるの。それに、自分を"なんか"なんて卑下しないで、もっと自分らしく生きなさい。』
私が注意すると、シュンと下を向いてますます顔を青白くした。
これじゃ、私が虐めてるみたいじゃないか!!
『先輩からは有り難く貰っといた方がいいよ。これ、先輩命令ね。』
無理矢理、伊地知の腕に紙袋を渡して受け取らせる。
伊地知は困りながらも私の言葉を聞いて、納得してくれた。
『(これで少しは仲良くなれた……かな？)』
嬉しくてスキップで教室に戻った。
〜後日談〜
紙袋の中のうどんを見て、自身の好物に胸が高まる伊地知。
早速部屋に帰って食べようかと思っていたら、目の前に巨大な2つの影が現れた。
恐る恐る、顔をあげるとそこにいたのは……
伊地知「五条さん……夏油さん……」
顔を顰めながらポケットに手を突っ込み向かってくる五条と裏に憎しみと嫉妬を込めた笑顔の夏油だった。
伊地知「ど、どうされたんですか……？」
悟「あ゙？どうされたんですか、じゃねぇよ。伊地知のクセしてAから大層なモン貰いやがって。」
傑「だから、それを少しは貰いたいんだけど、いいかい？」
2人の圧に負けて、渋々とうどんを渡すと満足した2人は嬉しそうに帰って行った。
そして伊地知は思った。
伊地知「(だから、貰いたくなかったんだ!!)」
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
