142話 ページ50
.
傑「いいよ。それじゃあ、紙とペンを貰えるかい？」
夏油の言葉に「はい!!」と大きく何度も頷きどこからか紙とペンを取ってきた。
しかし、渡す時に緊張し過ぎたのか手が震えてしまい地面にペンを落としてしまった。
夏油と京都校の女生徒は同時にペンを拾おうとしたため、手が重なった。
夏油はその子の方をみてニッコリと効果音が付きそうな笑みを見せたため、女生徒は前髪でよく見えない顔を赤く染めた。
こりゃ、惚れたな……と夏油を含めた私達は同じ事を思った。
さすがモテ男。
夏油と五条は素早くサインを書きその子に渡すと、サインを確認して胸に抱き締め、
京女3「あ、あの宝物……いや家宝にします！ありがとうございましたっ！」
と早足で幸せそうにスキップで去っていった。
悟「あの子、いいんじゃないの〜？傑。」
五条はニマニマしながら、夏油を見て茶化していた。だが、実際は……
悟「(これでライバルが一人減れば……。)」
と考えていた。
傑「タイプじゃないかな。悪いけど。」
『夏油サイテー。』
傑「事実だから仕方ないだろ？」
あの子が居ない所でこんな話をしてしまって少し申し訳なく思えてきたわ。
夜蛾「静粛に。それでは、これから姉妹交流会を始める。各学校位置につけ。着き次第、こちら側から合図を出す。」
スピーカーから夜蛾学長の声が聞こえて指示を出された。私達はゆっくりと歩きながら顔を見合わせる。
皆、自信がたっぷりあるようで笑顔が張り付いている。
＿＿＿＿これから私達の最後の交流会が始まる。
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
