137話 ページ45
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拍手をしながら、ゆっくりと近づいてきた甚璽くんは私の頭をクシャっとなでた。
不器用ながらも、大きくて温かいその手に私も心地よい。
甚璽「自分が戦った相手に対しての的確なアドバイスまで出来るとはな。A、お前はもう体術はマスターしてる。」
甚璽くんの言葉に私は満面の笑みを零す。
だって、とっても嬉しいんだもん!!
甚璽「五条、お前はAに言われた通りだ。術式に頼り過ぎず体術だけでも戦える準備は大事だ。」
悟「………」
無言のまま五条が立ち上がる。
その表情からは悔しさが伺える。
硝子「A、お疲れ。怪我はない？」
『うん、大丈夫だよ。』
硝子「そっか。」
これでもう、準備万端だ。
何処からでも掛かってこい!!
私……私達は絶対に負けないから。
京都校に必ず勝つ!!!
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
五条side
好きな女に負けた。
別にAが強く成長していくことは、僕としても凄く嬉しい事だけど、少し複雑だ。
傑「悟、お疲れ。A強くなったね。」
『傑、今僕はどんな顔してる？』
傑「それは正直に言っていいのか？」
『勿論。』
傑「……眉根を寄せて顔を顰めているよ。悔しそうに。」
そう、だよな。
僕は悔しい。
同時にAの成長を恐れている自分もいる。
『Aの成長に素直に喜びたいけど、心の奥底で喜べない自分もいる。どうすればいいと思う？』
傑「悟……私だって一緒だよ。やっぱりAの体術の才能が開花してどんどん私達から離れていくような気がして少し悔しいよ。」
やっぱり傑も同じ事を思ってたよね。
傑「でもだからこそ、鍛錬を積み重ねて徐々に近づいて行けばいいじゃないか。」
その言葉にハッとした。
確かに、僕はネガティブになり過ぎた。
悪い事ばかり考えていた。
僕達には強くなる事しかできないのだから。
『……傑、一戦付き合ってくれない？』
傑「奇遇だね。私も同じ事を言おうと思っていたんだよ。」
それから日が暮れるまで何度も何度も戦った。
＿＿＿＿好きな女に置いていかれないように。
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
