97話 ページ5
Aさんが、意識不明……？
もう目覚めないかもしれない……？
思いもしなかった現状に言葉が出ないでいると、奥にあったカーテンを家入さんが引っ張った。
奥のベッドで寝ていたのは、紛れもなくAさん。
規則正しい呼吸音だけが聞こえていた。
硝子「全く……Aは眠ってても綺麗だな。」
家入さんの言う通り。
眠りの美女って言うのかな？お姫様のような感じだ。
七海「灰原、感謝を言いたいのは山々ですが、今はAさんが目覚めるのを願って待ちましょう。」
『………うん、分かってるよ。』
少し声が震えてしまう。
僕がもう少し、Aさんのサポートが出来てたら……と自分を責める。
拳を握ると、爪が食い込んで手のひらからポタポタと赤い血が零れ落ちる。
悟「灰原、あんま自分を責めんな。」
傑「悟の言う通りだ。Aは灰原が無事なだけで、嬉しいはずだよ。」
硝子「Aが起きたら、笑って感謝してやれ。」
いつもは、頼りない先輩達が今日はいつもより輝いて見えて先輩なんだなってことを実感させられた。
これ以上気に負ってもどうしようもない!!
今度はAさんに守られることがないように、絶対に強くなってやる!!
涙を拭い前を向くと、みんな僕を見て微笑んでいた。
．
．
．
そして、5日後。
まだ僕はリハビリ中で任務にいけてない。
鍛錬も禁止されていて、強くなる術がなくなった。
今は授業中で補助監督の方から座学の授業を受けている。
呪術師は年中人手不足だから、授業は偶に補助監督さんがやってくれる事になっている。
黒板に書かれた内容を一生懸命、ノートに写していると携帯が鳴って、家入さんからメールがきた。
七海にも来たらしく何事かと思い、同時に開くと嬉しいお知らせが綴られていた。
家入さんAが今さっき起きた。
七海と顔を見合わせ、席を立ち教室を出る。
授業中だけど、ごめんなさい!!
心の中で謝りながら、振り返らず真っ直ぐに医務室へと向かう。
補助監督さんの呼び戻す声が僕の耳に入って、抜けていった。
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
