128話 ページ36
瀬羽side
悟「う〜ん、家のシェフに作ってもらった方が美味しいかな。」
食べて早々そんな事を口にした五条。
そんなの当たり前だろう。逆に、金持ちに仕える本物のシェフが少し料理が出来る一般人に負ける方がおかしい。
それに加え、五条は昔から美味しい料理の耐性がついているからそんな事が言えるんだ。
でも、別にそんな事言わなくてもいいじゃん。
精一杯、津美紀と作った肉じゃがなのに……。
ホント、デリカシーないよね。
不満気な気持ちが顔に出ていたのか、私の顔を見た五条が「どうしたの？」と聞いてきた。
『……私達が作った肉じゃがが要らないなら食べなくていいよ？』
悟「え…津美紀じゃないの？作ったのって。」
津美紀「いえ、私はちょっと手伝っただけで、ほとんどはAさんが………」
私と津美紀の言葉を聞いて顔をサーッと青くした五条は勢い良く皿に残っていた肉じゃがを口に詰めて頬張った。
悟「Aが作った肉じゃが美味しいなぁー!!」
いや、今更言っても遅いって。
『五条……別に無理に食べなくても……』
悟「Aの手料理ならどんだけあっても完食してみせるよ。」
「おかわり〜」と言ってキッチンにかけて行った五条の背中を見て思う。
『(“私の”手料理なら……？)』
今度、クソ不味い料理でも作ろうかな〜、なんて考える私も性格が悪いと思う。
.
.
.
『それじゃあ帰るよ。津美紀、恵くん、甚璽くんをよろしくね!!』
津美紀「任せて!!」
甚璽「普通俺が任せられるんだろ。」
恵「いやアンタに任せたらこの家壊れるだろ。」
甚璽「あ゙ぁ゙？」
あらあら、もう仲良くなっちゃって。
これなら安心(？)かも。
甚璽くんは此処に残るよう説得した。
子供だけでの生活なんて難しいはずだから、いくらヒモの甚璽くんでも何かの役には立つはずだ。
悟「ゲプッ……うぅ、早く帰ろ。」
約束通り、肉じゃがを完食してしまった五条はお腹を膨らませてとても苦しそうだ。
本人曰く、限界突破したらしい。
『恵くんもじゃあね。また来るから元気でいるんだよ。』
3人に背中を向けてドアを開けようとすると、袖口辺りをチョンと掴まれた。
恵「………。」
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
