124話 ページ32
金曜日の夕方。
私と甚璽くんは恵くんが住んでいるアパートに来ている。
今は学校からの帰宅時間ピッタリで、言い方が悪いが、いわば待ち伏せだ。
悟「ここのアパート、衛生観念悪すぎでしょ。」
『失礼だよ。静かにしとけ五条。』
悟「はーい。」
なんで此処に五条が居るかって？
いや私も知らん。
なんか任務すっぽかして着いてきやがった。
悟「……あの小学生じゃない？あの黒ランドセルの。」
『あのウニ頭間違いない!!恵くんだ!!』
悟「ウ、ウニ頭………Aだって失礼じゃん。」
プルプルと笑いを堪えながら言う五条。
甚璽「おい早くしないと家に入るぞ。」
私達は駆け足で恵くんの所に向かった。
近づくとより分かる髪質。
愛さんに似てる。
きっと優しくて良い子に育ってるんだろうなぁ。
悟「伏黒恵くんだよね？」
先陣を切るように代表して五条が話しかけてくれた。
恵「そうだけど……アンタ達誰？
てか、何その顔。」
恵くんの顔があまりにも甚璽くんに似てるものだから、五条は顔を分かりやすく歪めた。
せっかくのイケメンが台無しになるくらい。
一方の私はプルプルと震えながら笑いを堪えていた。手で口を抑え、リスのように頬を膨らませた私に恵くんは軽く引いていた。
ちなみに甚璽くんは私の背中の後ろで丸くなって隠れていた。
『なんで隠れたの!?隠れる必要あった？』ﾎﾞｿｯ
甚璽「いや反射でちょっと……。」ﾎﾞｿｯ
反射って何だよ。反射って。
『ブフッ、ホント甚璽くんに似すぎてコピーみた〜い。』
笑いを堪えられず吹き出した私を見て恵くんは無表情だったが、絶対完全に引かれたよね!?
ほら、だって前の私を見る目と明らかに違うもん!!
恵「……甚璽？」
『そ、甚璽くん！なんとなんと〜、君のお父様デース!!』
私は甚璽くんに何も告げずに少し横に移動した。
それに反応できず、丸まったままその場で固まった甚璽くん。
さーて、親子の感動の＿＿＿＿
恵「なんで今更帰って来たんだよ。」
……再会？
映画のラストシーンを見るかのようにハンカチとポップコーン用意して見つめていたが、まさかの言葉。
驚きすぎて、放り込もうとしてたポップコーンも落ちてしまった。
ごめん、耳が高齢化しちゃったのかも。
もう一回言って？
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
