122話 ページ30
禪院家で一泊泊まらせてもらい、後日高専に帰ることになった。
早朝。
門の所まで、真希と真依が送ってくれた。
二人共顔をグシャグシャにして泣いてくれて、こっちまで泣きそうになってしまった。
そして、何故か直哉もいた。
投げキッスをしてきたから、華麗に避けておいた。
どうした!?私達そんなことをする仲じゃないだろ!?
ついに頭をやっちゃったか。
今度来る時に直哉の頭は治したくないから、自力で何とかしてくれよ。
さらば京都よ。
また会える日まで。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
久しぶりの高専だ。
この東京なのに漂う田舎臭さも懐かしい。
………そこまで、時間経ってないけど。
『え、甚璽くん!?』
高専の門の横で甚璽くんが眠っていた。
元々イケメンだけど、寝ている顔も最高にイケメンだ。
何というか、隙が出来たのかな？
普段はやったら絶対に殺されるほっぺチョンチョンでもやろうかな。
ちょっとした好奇心で甚璽くんのほっぺに手を伸ばした時＿＿＿＿
パチッ
『……………』
甚璽「……………」
うんバッチリ目が合ってますね。
私の指先が頬に触れた瞬間、運悪く甚璽くんが起きてしまった。
『あ、あのね、べ、別にほっぺが触りたかった訳じゃなくて、えっとぉ………』
弁解しようと口を開くが、出てきた言葉はどれも言い逃れが出来ないものだった。
こりゃ、死んだな……と固まった私を尻目に甚璽くんは立ち上がり欠伸をした。
甚璽「別にそんな事じゃ怒らねぇよ。」
あれ？意外と軽かった。
甚璽「それよりも帰ったんだな。」
帰った……って禪院家からってことだよね。
『うん、今さっき。』
甚璽「そうか。何も無かったか？」
『うん！もち…………』
頭の中で直哉が浮かんだ。
まぁアレは少し喧嘩しただけだ。
殴ったのだって、軽く(？)だし。
殺しかけたのだって、ただの戯れ(？)だし。
多分……大丈夫だ。………多分。
『………ろん。』
額にダラダラと汗をかく。
甚璽「何だよ、今の間は。」
はぁ……と溜め息をつかれた。
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
