95話 ページ3
灰原side
A「瀬羽Aだよ。困ったことがあったらいつでも頼ってね。」
艶やかに輝く美しいエメラルドの髪に大きなサファイアが嵌っているかのような、青い瞳。
微笑んだ顔が物凄く可愛くて、お人形みたいだな…と思ってしまった。
でも、彼女は可愛いだけの存在じゃなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿
『この報告書って何処に出せば………』
A「その報告書はね、任務を担当した補助監督の人に出すんだよ。」
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『職員室って何処にありますか？』
A「あー、高専の職員室は分かりにくいからね。私も行くから着いてきて。」
＿＿＿＿＿＿＿＿
Aさんは、最初の挨拶通りどんな困り事にも丁寧に寄り添い、優しく教えてくれた。
呪術師という職業柄にも負けず、毎日笑顔で元気なAさん。でも任務の時は、めっちゃ強くて圧倒される。
そんなAさんの生き方に僕は、いつの間にか憧れを抱いていた。
．
．
．
あの日起こった最悪の出来事。
早朝から起きて向かう、遠出の任務。
最初はAさんに褒めてもらうために、一生懸命だった。
でも、一生懸命なだけじゃ勝てない相手もいる。
七海「クソッ、何で一級案件の任務が私達の所へ……」
圧倒的な強さの前で足が竦む。
オーラからして、格が違う!!
でも、任務を放棄するわけにはいかない。
僕らがコイツを祓わないと次々と被害が増える。
そんなの駄目だ!!絶対に死んでも祓う!!
………と意気込んでいた時が懐かしい。
結果は、勿論ボロ負け。
ダメージ一つ残すことも出来ず、惨敗。
七海はまだ大丈夫。
腕を折っているが、まだ逃げれる。
でも、僕はどうだ？
穴が開いた内蔵。折れた背骨と肋骨に破れた鼓膜。だから、もう何も聞こえない。
死が近づいて来るのが分かる。
実際走馬灯も見た。
子供時代の記憶、あの時は平和だったな〜と懐かしむ。
だが、まだ死ねない。
絶対に七海だけでも逃がす。
死ぬのは僕だけで充分だ。
多分それが………
『僕の最後の使命なんだ!!』
最後の力を振り絞って呪霊に接近する。
七海が何かを叫んでいるが、わからない。
そして、強い痛みを感じて僕は意識を失った。
最後に見た、凶悪的なオーラを放ったAさんの姿を残して。
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マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。全然！いいですよ！ボードの返事送りましたので返事待ってますね！ボードの返事お待ちしています💖 (1月1日 2時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。様、誘ってくださりありがとうございます。“お話”しましょ！！でも、今年から私の受験生ライフがスタートするので、時間を見つけての会話になってくると思いますが、それでもよろしいでしょうか？これからも更新頑張ります！コメントありがとうございました！！ (1月1日 1時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。💦、これからも更新応援してます！☺️💖 (1月1日 1時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 福岡県様、コメントありがとうございます！どんどん見入っちゃって構いません！眠気を吹き飛ばして授業がんば🔥これからも読んで下さいね((圧 (12月22日 17時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
福岡県 - コメント失礼します。とても面白く見入ってしまいました！この作品を授業中に思い出して、眠気を吹き飛ばして頑張ります。更新頑張って下さいね((圧 (12月21日 19時) (レス) id: 82506cf20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ルカ | 作成日時：2023年10月27日 1時
