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「あー…」
「…」
「あ…」
「あ！Aちゃん！…と剣持くん！？」
どうして、こうも会ってしまうんだ。
焼そば屋に向かっていた僕とAは、デート中だったらしい不破くんと西条さんに出くわした。
西条さんは浴衣を着ていて、学校の男どもが見たら猿みたいに騒ぐだろう。とか、くだらないことを考えてしまった。
Aの顔色を伺うように、チラッと目配せをするけど、俯いているようでAの顔は見えない。
不破くんはひたすらに気まづそうで、俺に助け求めてるし、西条さんはこの空気の理由が分からなくて困ってるし。
「不破くん達も来てたんですね」
「うん！ってか、そんなことより剣持くんとAちゃんってやっぱり…」
西条さんが顔をニヤつかせながら僕とAを交互に見る。
それにつられて、不破くんは顔を明るくさせて僕を見た。
いや、うぜぇ
「いや…」
僕が否定しようとした時、Aが何かを決心したかのように顔を上げた
「いやいやいや！ただ遊びに来てただけですよ〜！不破先輩達こそデートですか〜？お熱いですね〜！」
Aの顔は曇っていなかった。
我慢しているようでも無く、ただの前のAだった。
不破くんと昼休みを過ごしていた、あの頃の。
少し違うところと言えば、もう瞳には熱は籠っていなかった。
「好きだな」「かっこいいな」って思っているかのように、あの熱い瞳はもうどこにも無い。
ホッと胸をなでおろした。
そんなAを見て、最初はビックリしていたものの、不破くんは嬉しそうに笑って会話に参加し始めた。
「んはは！Aちゃんともちさんこそデートやんか〜」
「ちょ、やめてくださいよ！縁起でもない！」
「おい」
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白米(プロフ) - 豆腐ちゃんさん» ありがとうございます！笑 (2023年3月13日 10時) (
レス) id: 28dea4d994 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ちゃん - めちゃくちゃいい小説！愛した (2023年3月10日 21時) (レス) id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
白米(プロフ) - 彩女さん» こちらこそ楽しみにしてくださってありがとうございます🙇🏻♀️😭 (2022年12月7日 23時) (レス) id: 28dea4d994 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - 更新ありがとうございます！！不定期投稿とのことですが、楽しみにしてます！ (2022年9月28日 17時) (レス) @page22 id: 6d9ae995cd (このIDを非表示/違反報告)
白米(プロフ) - 課長封月Xさん» ありがとうございます！！ほんとですか！そう言って貰えて嬉しいです！✨ (2022年8月23日 22時) (レス) id: 28dea4d994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米
| 作成日時：2022年8月23日 0時
