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「今…なんて、」
もう一度聞き返したら、灰くんはクスッと笑った。
「好きだよ。Aのこと。女の人として」
水色の瞳が私のことを離さない。
灰くんの線香花火が落ちた。
「Aは？」
灰くんは立ち上がって、私の手に握られていた線香花火を取った。
「すき。大好き。男の人としても、家族としても、大好きだよ」
灰くんは、ふわっと柔らかく笑った。
初めて見る顔。
「残り、全部やろう。勿体ないし」
「ふふ、うん」
「なに笑ってんの」
「ふふふ…幸せだなって」
「…俺も」
fin.
.
終わり
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後藤絵里(プロフ) - やばい待って可愛すぎんか2人とも…。白米様の作品めっちゃ大好きです！続き楽しみに待ってるので無理のない範囲で更新続けて頂ければ嬉しいです！ (2022年7月28日 22時) (
レス) @page16 id: 1a5db0f276 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米
| 作成日時：2022年7月10日 20時
