ヒロインもどき TH

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TH side









TH ｢アロヌナ！！！｣









そう呼べばこちらを振り向く優しいヌナ









俺が慕っているメイクさんは現在もユンギヒョンと良好な関係のようで

今も楽しそうに話してる









でもヌナ大好きっ子の俺たちマンネラインはヒョンと話していようが関係なしに彼女に話しかける

それが日常









AR ｢どうしたの？テヒョンア｣









それに文句も言わず笑ってくれるから俺らは結局甘えたままだ









TH ｢この前くれた美容液すごく良かったから新しいの欲しくて！｣









AR ｢ふふ、そうだね、結構荒れとか無くなったよね

じゃあまた準備しとくね｣









TH ｢ありがとう！｣









こんな穏やかな日々に少しだけ違う風が吹き込んできたのが最近のこと









GR ｢テヒョンさん！メイク次なので来てください！｣









アロヌナより元気で少しお喋りな同い年のメイクさん









もちろん会社が審査して受け入れてる人材だからそこまで疑ってないけど

俺は最初この子が苦手だった









なんだろ、初めてAを見た時と似た感覚









でもそんな俺にいつも

｢テヒョンさん！次メイクです！｣

って笑って呼んでまぁまぁ文句無しの技術でメイクするから









何となく苦手意識もなくなっていった

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