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夫婦、と言っても小さな村だ
何も変わることの無い毎日を過ごす中でAのお腹には僕達の愛の証が宿った
でも僕はそんな中でも言えなかった
自分の正体を
僕は薄情な鬼だった
ある満月の晩
君は僕に言ったんだ
『どんな子が生まれようと私とジミンくんの大事な宝物』
僕はその言葉に全てを悟った
君は僕を知っているんだと
それなのにそばに居てくれた君を僕はどれだけ愛せただろうと
そっと涙を流す僕をAは優しく抱きしめてくれて笑った
｢ジョングク、、、
私とジミンくんの大事な宝物｣
もうすぐ生まれようとするそのお腹を撫でて君や愛おしそうに呟いた
僕はこの幸せを最後に人生を終えたかったなんて毎日のように思った
・
・
『パク・ジミンさんですね
一度ご同行願えますか？』
そんな幸せが終わるのは一瞬だった
数年前、僕が喰い殺した人の家族が
ずっと僕を探していたんだ
｢待って、ジミンくん、、、
待って、、、ダメ、やめて”｣
JM ｢離せ、！離せよ、！！！｣
僕の罪は重かった
僕らの抵抗は虚しく僕は彼女から引き離されてしまった
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Q(プロフ) - すごく引き込まれました…そしてユンギさんの代償は五感のうちどれか、というより全部？ジミンちゃんがただの遊びで鬼を追ってるのかも気になりました！！前の「あなただけで~」もめちゃくちゃ好きな話だったので、これからも頑張ってください！！！ (2021年2月8日 15時) (
レス) id: f8bc6e95fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのみづちゃん
| 作成日時：2021年1月20日 19時
