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ソクジンさんの口から出た言葉は驚くものだった
どうしてソクジンさんがジミンくんを知っているのだろうか
｢あ、あって、ます、
でも、なんでソクジンさんが、｣
JN ｢、、、ジミンって子が何なのかは僕もわからないんだけどね
その、ジミンっていう男の子はね、
僕が消滅する日の直前に、僕の彼女の前に現れたんだ｣
｢え、｣
なんで
ジミンくんはソクジンさんの時もこうやって、
なんで、
なんで彼はそんなことをするのだろう
JN ｢生き残る方法を彼女に教えたのはジミンくんだった
彼女はそれを知って無我夢中で僕を生かしてくれたよ
ちなみに方法はたぶんAちゃんがジミンくんから聞いた方法と同じだ｣
｢そんな、｣
JN ｢でもね、彼は、肝心なことを彼女に教えなかったんだ｣
その言葉と共にソクジンさんは少し悲しそうな目で空を見上げる
どうしようも出来ないようなそんな悲しそうな瞳
JN ｢生き残る鬼はね、
生き残って人間になる代償として
大五感のひとつを失うんだ｣
｢え、、、それって、｣
ユンギさんが生き残ったとしても、苦しい思いをして生きなければならないかもしれないってこと
そんなの私には耐えられない
｢ソク、ジンさんは、、何を失ったんですか、？｣
JN ｢僕は味覚を失ったよ
視覚や聴覚、触覚が無くなるよりは良いのかもね
でもね、苦しいよ
毎日一生懸命作ってくれる彼女のご飯の味が何にもわからないからね、｣
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Q(プロフ) - すごく引き込まれました…そしてユンギさんの代償は五感のうちどれか、というより全部？ジミンちゃんがただの遊びで鬼を追ってるのかも気になりました！！前の「あなただけで~」もめちゃくちゃ好きな話だったので、これからも頑張ってください！！！ (2021年2月8日 15時) (
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作者名：いのみづちゃん
| 作成日時：2021年1月20日 19時
