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「何して、」









次の瞬間、ユンギさんは目の前に倒れた刑事さんに噛み付いた









「ダメ、!!!ユンギさん!!!やめて!!!」









それでもユンギさんの耳には届かない









これ以上強く噛んだらきっとこの刑事さんは確実に喰われ死ぬ









「やめて!!!!」









私は無我夢中でユンギさんに抱きつくように刑事さんから離れさせた









「ダメ、殺しちゃダメ、ユンギさんは、、無闇に人を殺しちゃダメ、

お願いだから、、、」









そのままユンギさんを強く抱きしめる









YG 「A、、、」









私の名前を呼ぶ彼の体を侵食していた黒い模様が引いていく









彼の頬に手を当て顔を覗き込めば

赤く光る瞳が黒く透き通った瞳に変わっていった









「ユンギ、さん」









YG 「ごめん、怖がらせた」









ユンギさんは私の頬に伝う涙をそっと拭ってくれる









「ダメ、ユンギ、さんには、、、辛い顔、して欲しくない



人を、殺して欲しく、、なぃ、」









涙で滲む声で問いかける私を強く抱き締めてくれる









YG 「もう、大丈夫だから、泣くな、」









きっと彼は私のためにこんな行動を起こしたのだ









私が“ キム・テヒョン ”という少年について問われ辛い思いをすることを

きっと彼なりに理解し助けようとしてくれたんだ









「ユンギさん、ありがとう、」









彼はそっと私の頭を優しく撫でた

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設定タグ:BTS , ユンギ , ファンタジー   
作品ジャンル:恋愛
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Q(プロフ) - すごく引き込まれました…そしてユンギさんの代償は五感のうちどれか、というより全部?ジミンちゃんがただの遊びで鬼を追ってるのかも気になりました!!前の「あなただけで~」もめちゃくちゃ好きな話だったので、これからも頑張ってください!!! (2021年2月8日 15時) (レス) id: f8bc6e95fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いのみづちゃん | 作成日時:2021年1月20日 19時

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