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「あれ?ヌナ〜?」
「、っ、!?
ジミンくん!?こんな時間に何してるの?」
JM 「ヌナこそ、、、男とこんな時間に?」
ジミンくんはそのまま私とユンギさんを見たことないくらい冷たい瞳で見つめる
「え、」
YG 「あんた、俺の正体がわかんのか?」
JM 「ふふ、そうだね、僕は知ってるよ
でも問題はそこじゃない
あなたはヌナを孤独にさせるよ、きっと
中途半端に人間に近づくのは良くないよ」
YG 「っ、、、」
JM 「置いてかれる人間も置いてく鬼も絶望が待ってる
でも死ぬまで絶望し続けるのは人間だ」
YG 「お前は何が言いたいんだ、
鬼に恨みでもあんのかよ?」
JM 「まさか〜、僕はAヌナが大切なだけだよ」
目の前で繰り広げらるユンギさんとジミンくんの会話に私はついていけない
“ 置いていかれる人間 ”
ジミンくんの言葉に孤独を感じたのは間違いない
でも、それでもユンギさんと少しでも一緒にいたいと願うのに
どうしてジミンくんは鬼と人間の共存を否定するのだろうか
JM 「僕は鬼が幸せになるのは良いと思うよ
でも中途半端な思いは鬼も人間も幸せになれないんだ
僕はもう大切な人の悲しそうな顔は見たくない」
「ジミンくん、、、
ジミンくんは何か、知ってるの?」
JM 「ふふ、僕は
ほんの少しだけ、鬼に興味があるだけだよ」
じゃーね、ヌナなんて言ってジミンくんはいなくなってしまった
ジミンくんは何がしたかったのか私にはわからない
YG 「、、、」
でもきっとユンギさんには
何か、思うことがあるのだろうか
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Q(プロフ) - すごく引き込まれました…そしてユンギさんの代償は五感のうちどれか、というより全部?ジミンちゃんがただの遊びで鬼を追ってるのかも気になりました!!前の「あなただけで~」もめちゃくちゃ好きな話だったので、これからも頑張ってください!!! (2021年2月8日 15時) (レス) id: f8bc6e95fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いのみづちゃん | 作成日時:2021年1月20日 19時