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7* ページ8

裕「あっ、A!」

『裕太か……どうしたの?』

裕「俺で悪かったな。」

『拗ねたの〜?笑』

裕「うるさいっ!それより!!観月さんがしつこいんだよ…」

『へ〜』

裕「興味無さそうだな……、お前のせいなのに」

『私は何もしてませーーん。じゃ、私ご飯食べるから』


裕「ったく……」




*

今日は、ローストビーフか……。


『美味そっ……、』


観「全く……。貴方、自分が女性って事分かってますか?」

『うわっ、、、』

観「なんですか!!その反応は!!」


『……べつに。』



『てゆーか、なぜ私の横に座ってるんですか。』

観「まさか、ご飯を残してまで逃げませんよね?」^^



うわ。ウザすぎ。
せっかくのご馳走が不味くなっちゃう。



『ふぉれへ?ふぁんのよーへふか?』

観「口の中のものを先に食べてから喋ってくださいっ!怒」



観「全く……見てられない!!」


てか勝手に座ったのそっちじゃん。




てかうまーー!!!
ここの学食本当に美味しいな……。
ルドルフで良かったと心から思う。


観「はぁ……。付いてますよ…、」

『んぇ?』



うわ、近。


やっぱ、この人顔だけは良いよなぁ…。


観「…?何ですか?人の顔をジロジロと……」

『……なんでもないで〜す。』

観「ほんとによく分からない人ですね…?」


『先輩って、そこら辺の女子余裕で落とせそうな顔してるなって、考えてたんです。』

観「なんてことを考えてるんですか……、」


『いやー、でもぶっちゃけ先輩も思ってるんじゃないですか?』

観「この僕が、不可能な事は何も無いですよ。」

『ほら、思ってるんじゃないですか。引くわ〜。』


観「全く君は!!!!出会った時からほんとに失礼な子ですね!!?」

『そう思うなら、関わらなきゃいいじゃないですか。』

観「それはそうなんですが……、僕のシナリオには君が必要なんです。」


そんな真顔で言われても……


『ふーーん、頑張れ。』

観「他人事のように……、」


『他人事ですからね。』

観「確かに…それもそうですね。とはなりませんよ!」

『チッ。』

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作者名:おくは | 作成日時:2023年12月8日 22時

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