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裕「よっ。」
『おはよう裕太。』
裕「昨日はごめんな」
『裕太が悪いわけじゃないし。大丈夫』
それに昨日コロッケだったから。
今日はなんでも許せる気がする
裕「珍しいな。いつもは突っかかって来んのに」
『昨日嬉しいことがあったから。』
裕「んーーー。観月さんの事とかか?」
『バカじゃないの。』
なんでよりによって。
いかにも不仲ですって感じだったじゃん。
裕太にはどんな風に見えたの?
少し気になるけど。
『てか、話ってなんだったの?昨日』
裕「兄貴を倒す方法についてだよ」
『周助を?ふーーん。』
裕「興味無いだろ!」
興味無い訳ではない。
ただ、なんであの人に教わってるのかって事。
周助倒したいなら。
私だったら、自分で考えるね。
例えば、、周助を背負い投げするとかね。
無理だろうけど。
『まぁ、裕太がそれでいいなら良いよ。』
裕「何がだよっ!!!!」
「んふっ、失礼します。裕太くんは居ますか?」
裕「あれっ、観月さん!どうしたんですか?」
どこにでも現れるな…
「お兄さんを倒す、方法についてちょっと相談が…」
「おや。居たんですか」
何こいつ…
『ここ私のクラスですから』^^
「おや。これは失礼、笑」
「小さ過ぎて、見えませんでした笑笑」
『…。』
なんなの。
失礼すぎ。
『あら。私の気のせいかしら。』
私は立ち上がって背筋を伸ばす。
『貴方の方が小さいの間違えでは?』^^
コレでも、長身の親の血液を引き継いでるから170cmはある
いつもは光(日光)が苦手だから、猫背になり気味…
『私が座ってたから小さく見えたのかも知れないですね、笑』
「ほんとに貴方って人は……。」
私は貴方が売ってきた喧嘩を
買っただけ。
何一つ悪くないね。
「貴方のことは、調べさせてもらいましたよ。」
え。きも。
「秋元A。いつも1人でいて、人とは話さない。」
いつも1人なのはコミュ障だからだし。
話さないのは、緊張するからだし。
「謎に囲まれてて、ファンクラブもあるとか無いとか…」
ファンクラブは流石に作り話だろ。
『人の事勝手に調べないで貰えますか?えーと…』
「観月はじめです!!この僕の名前を知らないなんて!」
『興味無い人は覚えない主義なので』^^
「この、僕に興味無いだと…!?」
ナルシストかよ。
裕「観月さん、兄貴の…」
観「あぁ、失礼。今日はもう時間が無いので部活中に話しましょうか」
裕「分かりました、」
観「では、失礼します」
二度と来るな
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作者名:おくは | 作成日時:2023年12月8日 22時