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4* ページ5

裕「よっ。」

『おはよう裕太。』

裕「昨日はごめんな」

『裕太が悪いわけじゃないし。大丈夫』

それに昨日コロッケだったから。
今日はなんでも許せる気がする

裕「珍しいな。いつもは突っかかって来んのに」

『昨日嬉しいことがあったから。』

裕「んーーー。観月さんの事とかか?」

『バカじゃないの。』

なんでよりによって。
いかにも不仲ですって感じだったじゃん。

裕太にはどんな風に見えたの?
少し気になるけど。

『てか、話ってなんだったの?昨日』

裕「兄貴を倒す方法についてだよ」

『周助を?ふーーん。』

裕「興味無いだろ!」

興味無い訳ではない。
ただ、なんであの人に教わってるのかって事。
周助倒したいなら。

私だったら、自分で考えるね。
例えば、、周助を背負い投げするとかね。
無理だろうけど。

『まぁ、裕太がそれでいいなら良いよ。』

裕「何がだよっ!!!!」

「んふっ、失礼します。裕太くんは居ますか?」

裕「あれっ、観月さん!どうしたんですか?」

どこにでも現れるな…

「お兄さんを倒す、方法についてちょっと相談が…」
「おや。居たんですか」

何こいつ…

『ここ私のクラスですから』^^

「おや。これは失礼、笑」
「小さ過ぎて、見えませんでした笑笑」

『…。』

なんなの。
失礼すぎ。

『あら。私の気のせいかしら。』

私は立ち上がって背筋を伸ばす。

『貴方の方が小さいの間違えでは?』^^

コレでも、長身の親の血液を引き継いでるから170cmはある
いつもは光(日光)が苦手だから、猫背になり気味…

『私が座ってたから小さく見えたのかも知れないですね、笑』

「ほんとに貴方って人は……。」

私は貴方が売ってきた喧嘩を
買っただけ。

何一つ悪くないね。

「貴方のことは、調べさせてもらいましたよ。」

え。きも。

「秋元A。いつも1人でいて、人とは話さない。」

いつも1人なのはコミュ障だからだし。
話さないのは、緊張するからだし。

「謎に囲まれてて、ファンクラブもあるとか無いとか…」

ファンクラブは流石に作り話だろ。

『人の事勝手に調べないで貰えますか?えーと…』

「観月はじめです!!この僕の名前を知らないなんて!」

『興味無い人は覚えない主義なので』^^

「この、僕に興味無いだと…!?」

ナルシストかよ。

裕「観月さん、兄貴の…」

観「あぁ、失礼。今日はもう時間が無いので部活中に話しましょうか」

裕「分かりました、」

観「では、失礼します」

二度と来るな

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作者名:おくは | 作成日時:2023年12月8日 22時

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