本丸案内 ページ4
そして2人がはい､と返事をすると蛍丸が優斗に
｢ねぇ主､これ俺と螢丸ってどっちがどっちか分からないよ？どうするの？｣
と言った｡優斗は確かに､と考え出す｡そして考えた結果､
｢薬研､蛍丸｡お前らが名前付けてあげて｡｣
となった｡そして薬研と蛍丸は考え込む｡すると最初に蛍丸が
｢そうだ､瑞陵はどうかな｡･･･うん｡良いよね｡よし､螢丸の名前は瑞陵に決定！｣
と言われ､螢丸･･･瑞陵はコク､と頷く｡蛍丸はやったあ！と喜んでいる｡そして薬研も､
｢･･･雅な事は良く分からんが･･･今思い付いたのならAか｡･･･どうだ､薬研仙｡｣
うん､と頷く薬研仙･･･A｡薬研はよし､と嬉しそうだ｡そんな光景を見ながら優斗は
｢じゃあお前ら｡それぞれ薬研はA､蛍丸は瑞陵に本丸案内してやれー｡｣
と言った｡薬研と蛍丸は了解､と返してそれぞれの手を引っ張った｡4人で本丸を回って行く｡最初は粟田口派の大部屋だった｡
｢いち兄居るかー？｣
薬研がそう言って部屋に入る｡手を引かれていたAも勿論一緒に｡蛍丸と瑞陵も､俺達も！と中へ入った｡
｢おや､薬研と蛍丸殿｡どうされ･･･おや､そのお2人は？｣
薬研と蛍丸はチラリと手を繋いでいるAと瑞陵を見る｡Aと瑞陵は察し､
｢薬研藤四郎の写し､薬研仙だよ｡ややこしいからって､さっき薬研にAって名前を付けて貰ったからそっちで呼んでね｡宜しく､粟田口派の皆さん｡｣
｢蛍丸の写し､螢丸｡同じくややこしいから瑞陵って名前をさっき蛍丸から貰った｡だから瑞陵って呼んで｡宜しく｡｣
と､自己紹介をした｡するとわぁわぁとAの周りに人が寄っていった｡
｢ねぇねぇ､今度髪の毛縛ってもいい？｣
｢今度一緒に遊びませんか？｣
｢なぁなぁ､お菓子ちょうだい？｣
｢懐､入らせて！｣
一斉に言われ､Aが困っていると
｢こら｡A殿が困っているだろう？･･･私は一期一振です｡宜しくお願いします｡A殿､瑞陵殿｡｣
と一期一振が牽制した｡と､人は離れていった｡そして薬研がそれじゃあいち兄､俺っち達まだ途中なんで失礼するぜ､と言ってAと出て行く｡蛍丸も俺達も行くねー､と外へ出た｡そして､次は
｢厨に行こうよ薬研！多分何か貰えるよ！｣
と言う蛍丸に案内され厨へ向かった｡厨には眼帯をした人､真っ白な人､紫色の髪の人が居た｡
｢燭台切､鶴丸､歌仙！新しい子だよ！｣
全員が振り向き､Aと瑞陵を見た｡
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雪見だいふく(プロフ) - …さん» コメント､アドバイスありがとうございます｡アドバイスを元に文書を直してみますね｡ (2018年3月27日 11時) (
レス) id: c2ff8a2217 (このIDを非表示/違反報告)
… - 面白いし続きが気になるけど文章が見にくい (2018年3月27日 10時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪見だいふく | 作成日時：2018年3月26日 19時
