TREASUREと幼女の病記録

🐰 ページ15

ドヨンside




ドヨン｢ん〜、点滴したいな｣





『…』


嫌がるの覚悟で言ってみる。




ドヨン｢明日の朝にする？｣




『ﾌﾘﾌﾘ』



やっぱり嫌がる。



ドヨン｢明日の朝やらないなら今やっちゃうよ？｣




もっとぐずりそうだけど、とりあえず説得するために言った。




『ｺｸﾝ』





？





ドヨン｢え？｣





『…今やる、』





まさかの言葉に息を呑む。





ドヨン｢え？ほんとに？今？｣





『ｺｸﾝ』





いいんだよ、？





いいんだけど、まさか今やるとは思わなかった。




ドヨン｢あ、え、じゃあ、ちょっとまってて、｣





急いで点滴を準備する





ドヨン｢さっきと逆の手にするか｣





『…』



ドヨン｢痛いかも、すぐ終わるからね｣





『…っいたいっ、』





ドヨン｢ごめんごめん、終わる終わる｣




『んん〜…、』





ドヨン｢終わった！いい子だったじゃん？｣





反省してるからなのかいつもよりじっとしてくれてた。





『…』




ドヨン｢じゃあ手気をつけて寝てね｣





『ｺｸﾝ』





ドヨン｢おやすみ｣





そして長い夜は終わった。





次の日___





ジフン｢A！自分で点滴とったってほんと?!｣





『……ｺｸﾝ』




ジフン｢危ないよ〜、ダメでしょ？怪我ない？｣




『ｺｸﾝ、ごめんなさい』





ジフン｢よかったぁ、怪我ないなら安心。もうやったらダメだよ？いい？｣




『はぁい、』





ジフン｢もぉ、びっくりしたんだから〜、｣





朝の診察からジフン先生に怒られたってさ

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