. ページ26
Aside
あの後教室で過ごす時間はちょーーー気まづかった
けどなんとか帰りまで終えた…
病院に行くまで2人で歩く
JE「……」
変に緊張するな
『久しぶりになっちゃったな』
少し冷たい風が頬にあたる
JE「……」
ガラガラ
病室のドアを開けた
AS「……2人?」
『やっほ』
ジェヒョガは少々テンション低め
JE「サヒ大丈夫??」
AS「うん今は大丈夫だよ笑」
この笑顔も10年も経てば見れなくなるのかな
『ごめん、聞いちゃったけど、、』
さっき聞いたあの話をしようと思ってたら、
AS「あぁ、」
まだ何も言ってないのに返事をするサヒ
AS「……言うつもりだったからいいよ」
『え?』
思わず声が出た。
なんでわかったの……?
AS「癌のことでしょ?笑」
『なんで分かったの?』
AS「分かるよ〜」
JE「さすが」
AS「これからも2人に迷惑かけるかもしれないから、」
急に申し訳なさそうに言った
『いいんだよ!いっぱい迷惑かけて!』
AS「え?笑」
JE「そうだよ!2人で世界で1番サヒに迷惑かけられた人として歴史に残るんだから!」
AS「どゆことよ笑」
こんなくだらないことで笑って
楽しい
それからずっとジェヒョガと毎日のように病院に通った。
2ヶ月後……
AS「ケホッケホッんん……」
2ヶ月しか経ってないのに、
だいぶ体調は悪化してきてるサヒ。
JE「ヨシヨシ」
AS「……」
抗がん剤治療も初めて副作用で
さらに体調が悪くなっていく日々
常に腕には点滴
だんだん見てるのも苦しくなってきた
261人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とみくる。 | 作成日時:2023年1月29日 3時