忘れたいし忘れられたかった

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ジェヒョクside





机に座って学級委員の仕事をしてる時。






『みんな！隣のクラスの男子とカン･Aが喧嘩してるって！』





みんなが一気に教室から出た。





Aが男子と喧嘩？



A？



聞き間違え？




とにかく、とても無視できるような事じゃない





こういうのはだいたい興味無いけど
今回は外に出て隣の教室に行った。



教室内は静かになっているのに廊下はザワザワしてる。





『あんた達にサヒの何がわかんの』





その言葉が聞こえてきてAだと確信した。





？「知らねえよ」






『知らないなら黙ってて。勝手に決めつけないで』





何があったのかだいたい予想できるのがまた辛い。





？「なんだお前急に」






『本当に頭弱い人嫌いなんだよね』






？「あ？もう1回言ってみろ」





『勝手にしてて。』



そのままこちらに歩いてくるA



『あ、』





JE｢A……｣




すぐに目を逸らされてどこかに走っていく。






対立してた男を睨みつけて透かさずAを追いかける






足速いななんか






そしてたどり着いたのは屋上





JE｢A……！｣





『……』






何も喋らずに時だけが流れる





『……ごめん』





JE｢……Aは悪くない。全部は見てなかったけど｣






『……』





気づくと2人でベンチに座っていた。




JE｢何があったの、｣




聞くと、笑鼻で笑いながらいながら





『……実はね』






さっきの出来事を1から話される





『……笑 本当にくだらないよね笑』






苦笑するAを見て何故かかっこいいと思った。





JE｢……そんなことないよ｣







それだけ放つ





『ねぇ、、』





Aが続けた言葉。




ずっと聞きたかったけど我慢してたであろう言葉。






『サヒ、、戻ってくるよね……？？？』






『また一緒に過ごせるよね……？？？』







ごめん。分かんない






JE｢……｣





僕だって悔しいよ





本当に分かんないんだもん





嘘でもうんって言える状況にないから






JE｢……ｸﾞｽｯ｣






『え？』






昨日のことを思い出して涙が出る




背中をさするA。






JE｢……サヒ…死んじゃうかもｸﾞｽｯ｣






『……どゆこと？』






思いもしなかった事態に戸惑うA

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