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ジェヒョクside
試合中なんか人数が足りないなと思って校庭を見渡してみると、
サヒと4人の男女が目に入った。
今日の見学はサヒだけだったはず。
何か話してるように見えるけど、
ただ話してるようには見えなかった。
なんか、一方的に上から攻めてる感じ……？
よく分かんないけど授業中だし、
良からぬことが起きてると思い声をかけに行った。
JE｢おい、何してんの｣
男1「学級委員。なんだよ」
JE｢なんだよじゃなくて、何してんのって聞いてんの｣
男2「ちょっとお話してただけですけど」
JE｢そうは見えなかったけど。｣
ふざけた態度の2人。
こういうタイプが1番嫌い。
JE｢まさか、手出そうとしてた訳じゃないよね｣
あえて質問する
男2「そんなわけないだろ笑 な？」
サヒに話を振る男2。
AS｢、ｺｸﾝ｣
そして頷くサヒ。
にしては、手すごい震えてるけど
嘘なんて最初から分かってる
JE｢にしても、授業中だよね。何してたの？授業中にするほど大切な話だったんだよね？｣
男1「まぁ」
JE｢何？｣
男2「なんで見学してたのか聞いただけだよ。何が悪いんだよ。」
JE｢おい、戻ってこい｣
逃げようとする女2人。
女1「は、だる」
JE｢それ4人でわざわざ先生がいない時にする話？｣
女2「だって、みんな学校休みたいのに頑張って来てんじゃーん。私たちだってこいつみたいにズル休みしたいのよ」
JE｢ズル休み？｣
何こいつら。
この時僕の中で何かが切れた音がした。
JE｢サヒが言ったの？ズル休みって。｣
キレ気味でサヒに質問する
AS｢……｣
何も答えないサヒ。
JE｢まず、そんな質問するのって普通じゃないし、非常識って分からない？失礼だよ｣
女1「あんたが私たちに説教するのも失礼に値するんじゃないですかー」
JE｢知らない。じゃあ先生に怒ってもらう？｣
JE｢そもそも、理由も知らないくせにズル休みとか勝手に決めつけて。何が楽しい？人それぞれ事情があるって分からない？｣
男1「その人の事情なんて分かるわけねぇだろ」
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作者名：とみくる。 | 作成日時：2023年1月29日 3時
