【実況者】新人実況者は愛されている (ページ4)

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『っ、は〜…大先生にフォローされたよ…』

私はTwitterの画面を開いた携帯をずっと見つめる。

大先生からフォローされた、と通知が来てビビった。

『そして、視聴者数も多かったし…本当にびっくりした…』

実は、私が新人実況者としてデビューしたのには、きっかけがあった。

私には「白琴(しらこと) 翠音(すいね)」という名前の男友達が居る。

…活動名、「ぴくとはうす」。(私だけだが)あだ名は「ぴくと」。

ぴくとに勧められたのがきっかけで、実況者を始めたのだ。

『…さっきの配信、推しを聞かれた時に、ぴくとの名前出すの忘れてたな。何か言われそう…』

まぁ、関係を明かしてないし大丈夫かな。

すると、ブー、ブーとLINAが来た。

『…げっ、ぴくとじゃん…』

メッセージが見えるけど、既読無視したら鬼スタンプ送って来そう…。

私は仕方なくLINAを開いた。

翠音A、何で俺の名前出さなかったの
A忘れてた、ごめんぴくと
翠音罰ゲームとして、1番最初のコラボ相手俺な?
Aお断り致します
翠音おいふざけんなw
Awww
ATwitterフォローするから許して
翠音後チャンネル登録も
Aはいはい
翠音仕方なく、みたいな感じで返すなよw
A何の事かな?
翠音まぁ良いやw これから頑張ってな!
Aぴくとも頑張ってよ

すると、最後に「OK」というぴくとのスタンプが送られて来た。

これ以上メッセージが来なかった為、LINAを閉じる。

『…よし！撮影頑張ろう！』

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