【実況者】mikanの創作小説【短編集】 (ページ14)

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次の日＿

「はぁ〜？何言ってんのお前w」

「"虐めないで下さい"？w えw ウケるんだけどw」

「虐められていると思ったん？」

「私達ぃ〜ただ遊んでるだけなんだけどぉ〜w」

「自意識過剰乙！w」

らっでぃは正しい事を言った。

"rd「虐めをしても、メリットは無い。だから、もうそういうのは止めた方が良い」"

そう言っただけなのに、数の暴力で虐めが酷くなる。

それに怒りを覚えた俺は、面に出してしまった…。

zm「おい、お前等」

虐めっ子等も、ビビったのだろう。

"クラス1暴力が凄い"と言われている俺から、声を掛けられる&睨まれているんだから。

「ゾ…ゾムさん…」

zm「言っとくけど、お前等がしてる遊びも、世間では"虐め"っつーんだよ」

「でもそれは、お前に関係n…」

zm「関係無いから助けないってのは、可笑しいだろって。何でそれが分かんねーの？」

「い…行こ？あっち…」

zm「てめーらがそうやって逃げるのは弱い証拠だぞ」

「…行こーぜ」

虐めっ子達は教室を出て行った。

一先ず、虐めっ子という脅威が去った事に、俺は安心した。

rd「ありがとう」

zm「！ううん。友人を助けるのは当たり前やん」

rd「俺さ、友人って言える人が居なくて、皆から虐められてて、でも中学になってからは、ゾムが話しかけてくれて、最初は怖かったけど、俺が虐められてる時に助けてくれたり、1人の時はわざわざ一緒になってくれたり、辛い時は明るく振る舞ってくれたりして…嬉しかった」

zm「…」

らっだぁが、今までどんな想いで接してくれていたか知れて、少しモヤモヤが溶けた気がした。

rd「俺と一緒に虐められるかもしれないのに、"最後"まで俺の事を助けてくれて、ありがとう。"死にたい"って思ってた俺を、生きさせてくれてありがとう」

zm「…こちらこそ、出会ってくれてありがとう」

決めた。

俺はこれからも、らっでぃと一緒に居る。

守り続けるよ。

例え、君の言う最後が来たとしても…

いや、来ないように俺が、らっでぃを支え続けるよ。

—魂の蝋燭が、燃え尽きるまで。

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