【オリジナル】百鬼会総長 (ページ16)

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放課後__

「Aさん、ちょっと良いですか?」

『ん?沙翁と壊妬か。どうした?』

「今日の17:00から、6代目会議が決まりました」

へぇ、6代目会議なんて久し振りだな。

中々皆が集まる事が無くて、1ヶ月の集合になる。

『覇憐・不破・嶺緒の予定が空いたんだな』

「そうらしいですね」

覇憐は違う高校で、高3。

受験中だったから、勉強尽くしだったらしい。

不破・嶺緒は大学生だが、就職活動や部活…諸々大変だったらしい。

「…心なしか、嬉しそうですね」

『んまぁな。そりゃあ嬉しいだろ』

私がそう言った時、沙翁と壊妬は微笑んだ。

『(めっちゃ楽しみなんて、口が裂けても言えねぇな)』

17:00__

私が百鬼会アジトに着いた時には、覇憐・沙翁・不破・嶺緒・壊妬が集まっていた。

「総長、久し振りです」

『覇憐、久し振りだな』

あの時振りだろうか。

私は覇憐の隣に座り、会議を開始させた。

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