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『はい。今から藍那先輩の教室に行って良いですか?』
「え?何をしに?」
『…アイツ等に復讐しに行く』
俺は藍那先輩を真剣な顔で見つめる。
いくら鬼神が発動出来なかったとはいえ、好きに殴らせてしまった。
…許せない。
「A君をこんな風にした人?でも、A君をこんなにしたって事は、相当強いんだよね…?」
『関係無いですよ…そいつ等大学に居るんで。ほら、行きますよ』
「あ、ちょっと待ってよ…!」
俺は藍那先輩の手を引っ張って、大学に向かった。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ＿
『失礼します』
「ちょっと…」
藍那先輩は俺を止めに入るが、もう遅い。
「あ?何だぁ…」
『…』
俺はあの大学生を見つけ、無言で睨み付ける。
「おいおい、復讐かぁ?止めておいた方が良いぜ?」
『なぁ、藍那』
敬語と先輩付けを外して、話しかける。
「…!?何…?」
『此処で技、使って良いか?』
「流石に…ダメじゃない?」
『そうか。なら武術で…!』
俺は大学生に、瞬足で殴りにかかった。
「は?だからy、ぐ…」
「ｶﾞｯ…」
「あがっ……」
「あ、う…」
攻撃を仕掛けたのは、4人の大学生。
『さぁどうする?』
俺は後1人の大学生に嘲笑う。
「ひ、ひぃ…」
『それじゃあ2つの選択肢をやる。�＼真汗唇媼佞襦���俺に倒される。どちらか選べ』
「っ、��!ご、ごめんなさい!」
大学生は土下座するが、俺は胸ぐらを掴む。
「う、うぐっ!」
『…それは本当か?心の底から思ってんのか?』
「お、思ってます!」
信じれないな、こういう奴等は。
…まぁ、良いか。
『…ならコイツ等に、言っておけ。“俺に近付いたら、もう容赦しない”って』
「は、はひぃ…」
『なら、よろしく頼んだぞ』
これでもまだ、力の1割も出していない。
「…」
藍那先輩の視線に気付き
『じゃあね、藍那』
と、藍那先輩に微かに笑った。
「…うん、またね」
藍那先輩はニコッと笑った。
だが、目が全く笑っていなかった。
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作者名：透 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年1月24日 16時
