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『(電話したら、繋がるかな…)』
俺は司令官さん・神龍さん・サンダーさんに近況報告をしようと、電話をかけていた。
gu「どうしたんですか?」
『ん?司令官さん達に、近況報告しようと思ってさ…』
ri「繋がらないの?」
hu「まぁ、あの方達は忙しいって良く聞くからな…」
『うん、どうしよう…』
するとグレイドが
gu「私が呼んで来ますか?」
と、提案した。
『良いのか?』
gu「ええ、良いですよ」
グレイドはニコッと笑う。
『ありがと』
gu「それでは、行って来ますね」
『行ってら〜』
数分後＿
司令官「すまないな、A」
『いえいえ、お忙しい中すみません』
司令官「それで、近況報告と聞いたんだが…」
司令官さんは早速本題に入った。
『実は、真の本気を発動する事が出来たんです』
すると、3人は驚いた表情をした。
何かまずい事を言ったかな…。
神龍「それは本当か?」
サンダー「実際に見せてもらって良い?」
『了解です』
俺はソファーから立ち上がり、真の本気を発動させる。
司令官「本当だ…」
3人は唖然としていた。
『えっと…何か駄目でしたか?』
神龍「いや、そういう意味では無くてな…」
サンダー「1.000年振りに見たんだよ」
1.000年振り…サンダーさん達は何歳なんだ…?
司令官「これで大会が有利になるな」
『良かったぁ…』
司令官「…これで報告は終わりか?」
『あ、はい。何か用事があるんですか?』
神龍「あぁ。これから、全世界を訪問しなくてはいけないんだ」
『それならすみません』
忙しいのに、失礼だったな…。
サンダー「ううん、大丈夫!“真の本気を使える様になった”って聞いて、嬉しかったよ!」
『そうなんですね。それでは、行ってらっしゃいませ!』
暫くして、母さんと父さんが他の男性と女性を連れて、複雑そうな表情をして俺に“話がある”と言い、リビングに来た。
「…実はね、私達…離婚する事にしたの…」
「そして、新しい人と再婚しようと思うんだ」
『は?何で?』
俺は2人の言葉に腹が立った。
2人はいつも、引く程仲が良かった。
だから、理解したくなかった。
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作者名：透 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年1月24日 16時
