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教室の近くに来ると、何やら話し声が聞こえて来た。
rb「それでアイツの事は好きなんですか?」
「うん、とっても大好き!」
kn「んで、ショッピ。お前は反省したん?」
shp「…反省したっすよ」
tn「チーノ、お前もや」
ci「反省しました…」
zm「これで大丈夫やない?」
俺は話の内容が分からず、教室に入る。
『…何の話ですか?』
一応先輩という事で、敬語を使う。
…でも何で先輩が居るんだ?
「藍那先輩が帰宅準備中に来たじゃん?その時の、2人の会話を聞いてさ、何があったのか聞いてたんだよ」
『…空楽。何でこんなに先輩が居るんだよ』
「ん?俺が呼んだの!」
『何でだよ…』
不思議な奴だな、全く…。
「…所でさ、A君の隣に居る女の子は誰?」
藍那先輩は鋭い視線で、此方を見る。
『俺の専属神です』
gu「初めまして。グレイド・カトレアと申します」
グレイドがお辞儀して挨拶した時、コネシマ先輩達は驚いた表情をした。
kn「彼女かと、思ったわ…」
rb「ホンマに…!」
その時
？「うるさいぞー」
？「そうですよ」
と、扉の前から声がした。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ＿
『…誰すか』
ut「僕は鬱や。大先生とも呼んでや」
em「私はエーミールと申します」
ut「あれ?藍那先輩に見た事無い女の子居るやん!」
自己紹介をしたと思ったら、藍那先輩とグレイドを見て言った。
「え?」
gu「…」
鬱…先輩は藍那先輩とグレイドを、交互に見合わす。
そして、藍那先輩は知っているのか、見知らぬグレイドに視線を移す。
gu「私はA様の専属神のグレイドと言います」
ut「へー可愛いねー♡俺と遊ばない?」
鬱先輩はグレイドを誘った。
『すんません。グレイドは鬱先輩と遊ぶ気無いと思いますよ?』
ut「…あんた誰だ?グレイドちゃんと知り合い?」
『俺は2年の赤岸 Aです。グレイドの主人ですね』
俺は一応ニコッと笑った。
gu「ご主人の仰った通り、私は貴方と遊ぶ気は無いです」
ut「うぅ、そんなぁ…」
自業自得だな。
グレイドは俺に尽くしてくれるっぽい。
優しい純粋な専属神を持てた様だ。
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作者名：透 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年1月24日 16時
