〈ver.旧〉【d!】ある双子の物語Ⅰ (ページ2)

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第1章　#1 ページ2

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『此処かぁ』

「仲の良い友達、出来るかなぁ」

これは、ある場所に引っ越して来た双子の兄弟と、その家族の話_

『なぁ空楽。此処での暮らし、楽しみだな』

「そうだな!あ、そうだ。此処周辺、探索してみない?」

『おっ、良いなそれ!それじゃ父さん達に話して来るよ』

「おっけーい!」

俺は引っ越しの片付けが終わって一息吐いてる2人に、聞きに行こうと走った。

『父さーん、母さーん』

「おっ、A。どうした?」

『空楽とこの周辺歩いてきて、良い?』

「良いわよ。あまり、遅くならない様にね」

『はーい!』

そして、空楽の元に戻って来た。

「どうだった?」

『“良い”って。でも“遅くならない様に”だって』

「分かった。それじゃ行こうか!」

俺等は歩き始めた。

『此処が、“我々公園”っていうのか』

「へーそうなんだ。覚えとこ!」

？「おーい!!そこの2人ー!少し遊ばへんかー!?」

空楽と話してる時、遠くから声が聞こえた。

『え?誰だ?』

「取り敢えず、行ってみよ」

俺等は声のする方へ走った。

？「すまんな!あまりにも気になってさ」

？「はぁ…もー、何で見ず知らずの奴を呼ぶんや」

？「コネシマ。ゾムの言う通りやで?」

？「すまんなー!ﾜｯﾊｯﾊ!」

俺等を呼んではこの有り様。

何だコイツ等は…。

「えっと…誰ですか…?」

kn「そうや!忘れとったw 俺はコネシマ!よろしくな!」

zm「俺はゾムや。よろしく」

rb「ワシはロボロや。コネシマが急に呼んですまんな」

『あー良いですよ。俺はAです』

「俺は双子の弟の空楽だよ!よろしく!」

空楽が自己紹介をした後、走って来る足音が聞こえた。

？「おーい!待ってや!…はぁ、追い付いた…」

？「このクソ先輩っ…」

『また来た…誰ですか?』

少し呆れながら、尋ねる。

tn「ワシはトントンや。よろしゅうな」

shp「俺はショッピっす。よろしく」

kn「ﾜｯﾊｯﾊ!2人はAと空楽やで!」

tn「ん?どっちがどっちや?」

トントンさんは俺等の顔を見て、混乱していた。

zm「水色の髪が双子の兄のAで、黄緑色の髪が弟の空楽や」

shp「あー成る程っす」

『あ、あのさ…』

俺が喋ろうとした時

kn「説明下手ですまんなー!w」

コネシマさんが大声で笑い、遮断した。

『コネシマ、少し黙れ。うるせぇんだけど?』

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