【オリジナル】ハッカー兼情報屋 (ページ5)

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『は?』

放送を聞いたクラスメイトは驚いた表情で、俺を見ていた。

「心…昨日のやつか?」

『まぁな。実はアレ、(ハッキングした奴を狙いに)来るんだよ』

「マジか…」

俺はクラスからグラウンドを覗いた。

『…げっ』

恐らく全員居るだろう。

バッドを持っている者が多数だった。

「俺も行った方が良いだろ。いくら何でも心だけじゃ…」

『黙れ波瑠。お前はいちいち過保護なんだよ。俺だけでも出来る事は沢山あんだよ』

俺は教室から出て、グラウンドに向かった。

グラウンド__

『…シャーバレット団だろ』

「あぁ、貴様がハッキングしたのだろう?」

『そうだ。何か悪いか?』

「ははは…悪い事しかないんだよなぁ。それじゃ…やれ」

組長__煉獄漸次郎の言葉で全員が襲いかかって来た。

『俺を舐めんじゃねぇぞ、馬鹿暴力団が』

俺は回し蹴りで頭を狙ったり、低くしゃがんで脛を思いっ切り蹴ったり、急所を狙って行った。

『っぐ…』

「やっと捕まえたぞ」

マスクを外され、フードも外された。

「へぇ、意外に可愛いじゃねぇか」

今直ぐに抜け出したいが、最悪な事に、腕を後ろに回され強い力で固定されている。

『っ、離せ…』

「口調からして男なんだよなぁ…」

「胸触れば分かんじゃね?」

「名案だな!」

敵の手が伸びて来る。

『離せって…言ってんだろうがっ!』

「嫌だねw」

抵抗出来ず、俺の胸に両手が触れた。

「はは、かなり大きいな」

『はぁ…もう、折る覚悟で行くか…!』

俺は足を、目の前の奴に目掛けて思いっ切り振り上げた。

「ｸﾞｶﾞｯ…」

顎にヒットした様で、胸から手が離れる。

「足を拘束しろ!」

『させねぇぞ』

後ろで拘束してる奴の脛を足で蹴った。

「いでっ!」

俺はバク転でその場を避ける。

『ふぅ…マジでお前等キモいわ。殺すぞ』

マスクやフード等気にせず、シャーバレット団を殺すつもりでボコボコにした。

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