【d!】犬系ヤンデレ彼氏に愛されています (ページ3)

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3話ページ3

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俺は珈琲の入ったカップを握り締め、先輩の元へ向かっていた。

Aがモテるのが悪いっちゃ悪いんやけど、今回はナイスやった。

zm「(姑息やな、先輩)」

こう薬を使わないと、Aを俺から奪えないなんてダサ。

…まぁ奪わせないんやけどね。

zm「よー先輩。ちょっと話ええすか？」

「ん？…あぁ鳥井さんか。いいよ。話って何かな？」

俺の手にあるカップを見て、一瞬動揺するも直ぐ戻す先輩。

zm「白々しいんすよ。いい加減猫被るのやめたらどうすか？」

俺は先輩のデスクにドンッとカップを置く。

俺の言葉にピクッと眉が一瞬動く。

…動揺して、腹を立たせた。

zm「怒って俺を殴っても構わへん。…アイツは俺のやから。手ェ出そうとせんといてくれる？」

俺は追い討ちをかけた。

すると先輩は立ち上がって、デスク越しに俺のネクタイを掴む。

「あの子は俺のだ…俺が先にあの子を好きだった」

zm「そんなの知らへんよ、アンタの恋愛事情なんか」

「出会ったのは俺が先だ！そして俺が先に好きになったんだ！」

zm「だから知らへんって…」

先輩は怒鳴るけど、そんなの俺に知ったこっちゃない。

zm「その珈琲、洗脳薬と睡眠薬入っとるよな？」

「っ！」

そう言うと、先輩は固まった。

…まるで、図星かのように。

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