【オリジナル】嘘だらけの殺し屋家族 (ページ9)

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『さーてと…此処だな』

廃ビルを見つけて、ダイナマイトを取り出す。

中に入って、ターゲット等を目視するまで、投げない方が良いな。

『(慎重に行こう…)』

中に入り、階段を登る。

『(ん?笑い声だ…)』

また慎重に動く。

『もうそろそろやるか…!』

ダイナマイトに火を付け、笑い声のした部屋に投げ込む。

「ん?うわ!」

「ダイナマイトだ!」

「窓から捨てろ!」

『もう1個は…』

俺は部屋に入り、付近に居た奴の顔に

『直接なっ!』

直接ぶつけた。

「うぎゃ"ぁ"ぁ"!!」

ある意味顔面崩壊。

「殺し屋だ!あの…ｸﾞﾊｯ!」

喋りそうだったから、火を付けた状態の小型爆弾を口に入れた。

「だ、誰だお前…」

『答えないよ、自分達で考えな?』

「殺し屋…だよ…この人…」

「そうなのか!」

「うん…多分、最強グループのkiller__…」

『おーっと、アウト』

大型爆弾を言いそうになった奴に投げた。

「撃てっ!」

『は…』

他の奴等が、俺に銃を撃った。

『うっ…』

ヒットしたのは左腕。

「追撃だ!!」

そして、右目を上から切られ、目が閉じたまま開かなくなった。

『はぁ、くっそ…こロス…』

途端に記憶が消えた。

『…ん?』

いつの間にか寝ていたみたいだ。

周りを見渡すと、残虐に殺されたターゲット達が倒れていた。

『何これ…一体誰が…』

此処に他の殺し屋が居たんだろうか…。

『父さん、終わったっぽい』

「［?…っぽいってどういう事だ?］」

『何か、残虐にターゲットが殺されていて…』

「［っ!…分かった。依頼完了だ。怪我は?］」

『え〜とね…左腕と右目』

「［そうか…家に帰って来たら、直ぐに治療した方が良いかもな。余計に悪化しない様に］」

『分かったよ』

俺は廃ビルを出て、家に帰る事にした。

『てか怪我痛い…』

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