【d!】家出した幼い少女の心は (ページ32)

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32話ページ32

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13人「『ご馳走様でした！』」

皆と一緒に会話しながら食べるご飯は美味しかった。

ゾムとロボロの食害や、ショッピくんとシャオちゃんの煽り、死にそうになっているシッマ、大先生、エミさん、トン氏。

それを見て笑って、食害をくらっている他の皆。

…見ていて楽しいし、幸せ。

zm「いやぁ、やっぱまだAに食害する気は起きんわ、うん」

rb「幼い少女やしなぁ。大人やったら遠慮無くやるんやけど」

『？私は別にいいよ？』

私は首を傾げながら言った。

あの量だったら、私でも食べれる。

『だって、あんなに美味しいものを沢山食べれるって幸せじゃない？』

そう言って微笑んだ。

すると

「せやな！」

と声を揃えて笑うゾムとロボロ。

チラッと見ると、トン氏、マンちゃん、ひとらんが涙ぐんでいた。

gr「それじゃあ片付けるか。Aは休んでていいゾ」

kn「待って、俺も休みたい…」

ut「俺も…うっ…」

sha「特に食害されてたもんなw」

shp「トントンさんとエミさんは、二人に比べたら少なかった方やしな」

まだ頬がリスのように膨らんでいるシッマと大先生。

見ていて少し可哀想になる程盛られていた。

『じゃあ、シッマと大先生は休んでて。私が二人分手伝うから』

kn.ut「神やん…天使か…」

『違う違うw いいよね？皆』

gr「まぁ…Aが言うならええで」

『ありがと！』

私はニコッと笑った。

シッマと大先生はゆっくりと立ち上がり、お腹を抑えながらソファーに座った。

『じゃあお手伝い頑張るぞー！』

私は皿を持って、キッチンに持っていく。

os「…働き者やね、食べたばっかやのに」

ht「夕飯前にアイシングクッキー、一枚だけど食べたのにね…」

em「消化が早いんかな？」

『もー、皆も手伝ってよ〜』

zm.rb「はーいw」

皆は椅子から立って、片付けを開始した。

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