【オリジナル】マフィア (ページ20)

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番外編桜川葉月 ~過去編~ ページ20

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葉月が裏会社トップ“Mafia”の会長になったのには、理由がある__

2年前、小学3年生の頃の話__

葉月は家に帰る途中、喧嘩の物音を聞いた。

不思議に思い、物音に近付いた。

そこでは、大人数と大人数が戦っていた。

当時の笹木組がかなり押されていた。

葉月は“助けなきゃ”という考えに至り、そこに突っ込んだ。

敵の大人数は葉月によって、意識を失った。

葉月に救われた笹木組は、当時の会長だった秦薇に報告した。

報告を受けた秦薇は、葉月を徹底的に調べた。

その結果、秦薇に認められ、葉月を会長に誘い、会長に就任した。

敵の大人数とは、当時の“狂乱”の羅架が組長の組だった。

それを知った葉月は、狂乱の羅架組だけでは無く、狂乱という裏会社自体を潰した。

それから、2年経った今、笹木組は葉月を会長として恩人として尊敬している。

狂乱は2度潰された事で、脱退が増え続け、解散された。

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