【オリジナル】マフィア (ページ13)

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『ただいまー』

誰も居ない家に挨拶をする。

『準備して行くか…』

秦薇と芽玖明に車で来る様電話する。

スーツに着替えて、車に乗り込んだ。

「会長、お疲れ様です」

皆が口を揃えて、お辞儀をしながら言う。

『あぁ、お疲れ』

ちゃんと返して、会長室に向かう。

そして、会長専用の椅子に座る。

『秦薇、芽玖明』

「はい、何でしょう」

『6年男子の親を調べるぞ。その後、そいつの家庭を破産させる』

「何かあったのでしょうか」

『…俺が会長って噂を流した。…確か6年男子の名前は、”高崎涼夜(たかさきりょうや)“だったな』

あやふやな記憶から名前を思い出した。

思い出すと、余計に腹立って来た。

「分かりました。芽玖明と共に、表会社・裏会社を検索致します」

『頼むぞ』

「「はっ」」

秦薇と芽玖明は会長室を出て行った。

『絶対に…テメェ等を許さねぇからな』

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