【オリジナル】マフィア (ページ11)

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俺はありとあらゆる物を使って、狂乱を倒産させる事に成功した。

「会長、お疲れ様です」

『あぁ、お疲れ』

秦薇と芽玖明にそう返す。

『(逆らうからこうなるんだ。一度潰されて分かった筈なんだがな…)』

アイツ等は、とてつもなく馬鹿でしかない。

『(困ったもんだ)』

「会長、明日学校です。そろそろ家に向かいましょう」

『そうだな』

秦薇の運転で家に向かう。

その時、母さんが家から出て来るのが見え、母さんと目が合ってしまった。

『まずい…』

「お母様に内緒でしたっけ」

『あぁ…』

母さんはこっちに走って来る。

「A!どういう事なのよ!」

この状況に混乱している様だった。

『…悪い、母さん。黙秘で』

俺は車を降りて、家に入る。

「説明して頂戴よ…」

『…』

泣きそうな顔をして見つめて来る。

『さっきも言ったよ。黙秘って。この事について、俺は言わないから』

「…分かったわ…でも、怪我だけはしないでね」

そう言って、夕食の買い出しに出掛けた。

『本当にすまない…こればっかりはいくら家族でも、言えないんだ』

申し訳ない気持ちだったが、直ぐに切り替えて、明日の学校の準備やら宿題やらする事にした。

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