【募集企画】主役の奪い蹴落とし合い (ページ1)

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世界観・内容ページ1

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セ・リーグ、パ・リーグが存在するプロ野球界、全12球団だけ。…そう思われていた。実は"幻の球団"と呼ばれる13球団目が存在していた。

京都府を中心とした、清水(しみず)幻燈(げんとう)監督により設立された、"京都清水(きよみず)ルファントーム"という球団がある。略称は"キヨルファ"。"ルファントーム"はフランス語であり、日本語だと"幻"である。

ドラフト会議で選ばれることが稀にあり、中卒で入団する者もいれば、高卒大卒社会人で入団する者もいる(ただし試合出場は高校以上)。最年少で14･15歳、基本20代が多めである。たまに30代もいるが、30代後半になれば自由契約になったりする為主に活躍している選手は、10代後半から30代前半と幅は広い。

普通の球団なら2軍や3軍が存在するが、キヨルファは基本1軍のみしか存在しない。怪我したら2軍降格ではなく試合出場停止する為、2軍降格は無い。いくら成績が悪くても降格しないが、成績が悪くなればなる程、退団や移籍、トレードを促されたり自由契約にする可能性が高くなる為要注意。投手キャプテンと野手キャプテンが1人ずつ存在する。

全員が先発という"主役"を奪い合い、蹴落とし合いをする球団である。その奪い合いはどの球団よりも過激であり、一部からは"エゴイストの集団"と呼ばれている。テレビ放送をする頻度が他球団より低く、テレビで観れたら奇跡である。

"ルファントムドーム"を本拠地とし、本拠地で試合観戦出来る人数も限定されていて、写真・動画撮影は基本禁止と厳しめの球団である。それでも「幻の球団とか気になりすぎる」とファンは急増中である。その為殆ど毎日投稿されるSNSが存在し、フォロワーは毎日増え続けている。

セ・リーグ、パ・リーグどちらにも所属しない為、試合は約1ヶ月にセ・リーグ3球団、パ・リーグ3球団と3戦ずつ戦う仕組みである。また次の月では戦っていない6球団と戦う。日本一決定戦には参加不可であり、オールスターはセパでキヨルファから選手を数人借りて出場することが可能、これも主役の奪い合い。WBCはオールスターで投票可能な為、日本代表に選ばれることがある。

因みに12球団同様、交際が認められている。選手同士での交際も可。時に彼氏･彼女持ちの選手がいる。他球団の選手と仲のいい選手もいる。

キヨルファの選手は全員主役の奪い蹴落とし合いをする為、かなりの精鋭達が集まっている。

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