【オリBL】結ばれた同性の先輩後輩【派生/合作】 (ページ21)

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#10【一条凛斗】ページ21

店員さんが持ってきたふわふわかき氷を美味しそうに食べる翡翠くんを見ていると、

食べたくなって、翡翠くんにお願いすることにした。

『俺の一口あげるから、翡翠くんの一口頂戴！』

翡翠くんはすぐさま、返事をするとスプーンにかき氷をのせ、俺に渡そうとしてきた。

俺はつい翡翠くんを揶揄いたくなり、翡翠くんにスプーンを持たせたまま

俺はかき氷を食べた。

いわゆる、「あーん」状態だ。

翡翠くんの顔はみるみるうちに真っ赤になっていった。

俺は翡翠くんは照れたことに気を良くし、

『翡翠くん、お返しに俺も食べさせてあげる』

と、チョコケーキを一口サイズに切り翡翠くんの口の前まで持っていった。

すると、翡翠くんは顔を真っ赤にさせながらもチョコケーキを一口で食べた。

俺はまさか、翡翠くんが本当に食べてくれると思っていなかったため

顔を真っ赤にさせてしまった。

『翡翠くん、ずるいよ』

と、俺がいうと

「いや、先輩からやってきたじゃないですか！」

と返されて、それもそうだと思っていると

翡翠くんと目があい、おかしくなり、2人で目を合わせて笑ってしまった。