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Aside
なぜ自分が走っているのか。
理由なんて本当は分かってなくて。
ただ行かなきゃって思った。
だから走るのをやめられなかった。
西畑さん、私はあなたにとって一体何でしたか？
そのまま走り続けて向かっていたのは大きなビル。
今の自分の記憶には全くないけど、
西畑さんに会いたいそう思ったらここに来ていた。
ここに彼がいる自身はない。けど行くしかない。
ビルに入っていて階を上がって行き扉を開けた先には…
「いた。」
「え、Aちゃん？！」「Aやん。」
なんてたくさん名前を呼ばれる。
「西畑さん！！」
その時、部屋を去ろうとしてた彼を引き止める。
立ち止まった彼は不安そうに私を見ていた。
「私何も覚えてないんです。でも分かることが1つだけあるんです。」
「きっと私あなたが大切だった。あなたの笑顔が大好きだった。だから、、」
私は…
「西畑さんと一緒にいたい。」
記憶は何も覚えてない。
これから思い出せるのかどうかなんて分からない。
けど、私は西畑さんのそばにいたいと思った。
「何言うてんの、A。俺は、、」
「私は今の自分の気持ちに正直でいたいんです。」
「西畑さん。私一緒にいたいんです。お願いします。」
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作者名：ユウ. | 作成日時：2017年10月4日 21時
