今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:42,820 hit
小｜中｜大
2 ページ2
◎現在
あの雨の日から2年の月日が流れた。
あの頃高校生だった私も今や大学生。
お姉ちゃんが亡くなった後、生きる希望を失って
正直自分もあとを追いたいと思ったこともあった。
それでも生きていこうと思えたのは、
お姉ちゃんが残してくれたもの。
お姉ちゃんと2人きりで生きてきた私にとって、
お姉ちゃんはすべてだった。
５歳年の離れていたお姉ちゃんは、
高校生の私のために、自分が亡くなってしまった時
私が困らないようにお金を残してくれていた。
そのお金と奨学金で今は生活している。
高校卒業後、地元を離れ大阪に出てきた。
そこで生活し始めて1年目の時、
ある人に出会った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユウ. | 作成日時：2017年6月7日 23時
