届け、この歌よ。 2*【歌い手】

　54 day side.ron　* ページ6

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そらる「あ、お帰り、レジ混んでたみたいだね」




文「今日いきなり雨降ったせいでやんでからもじめじめして
蒸し暑かったから、アイス買いに来るお客がたくさーん、なんだとさ」







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じゃあ俺そろそろ帰るわ






そう言って文さんは私に待っているビニール袋の2つのうち1つを渡して歩いて行った





ろん「．．．ん？」









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アイスかなと思ったがアイス1つにしては重過ぎるような．．．？









そう思い袋の中を見てみると

アイスが2本に
私とそらるの好きなお酒が入っていた









ろん「えぇ！？」



そらる「なんだよ？」






私が急に奇声を発したからか、そらるも袋の中を見た








そらる「え、ちょ．．．お、おいっ！！


文！！」







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そらるの叫びに気が付いた文さんは振り返り

首を傾げる








そらる「なんか悪いよ、こんなもらったら、俺たちなんもしてないのに」



ろん「そうだよ！私なんんかアイス奢ってもらってるのに」








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文「ん、だからさ、そのお礼に今日はそのお酒飲みながら2人で生放送してよ

ろん前に今日は生放送するって予定入れてたっぽいし、問題ないだろ？


2人とも最近忙しくて会ってなかったみたいだし心配してたんだよ。
生放送でイチャイチャぶり見せつけて、俺を安心させろよー？」






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ろん「ねぇ、そらるん」


そらる「なんだ」


ろん「井上家のDNAって、恐ろしいね」


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