アバッキオの妹はギャング狩り【第5部】

夜ですね…実行しましょう ページ46

“A”

あの事件(風呂場の)から、数日が経ちました

能力のある人形(ドール)作るのは難しかった…それしか頭に残っていません

そして今は夜の11時！

みんな寝てます！(多分)

「『クレエ』！『人形(ドール)』！」

人形「…」

うまく作り出しました！

「お願い」

人形「はイ」

何とか言葉をしゃべれるようにしといたんだ

しゃべれなかったら色々と面倒でしょう？

人形「想像シュと、ソンノのカラダを別ニすれバいいのデスよネ」

「うん」

人形「動カないでクダさい」

シャン

効果音が謎すぎる件について

「ん〜〜〜〜」

お、成功？

ソンノ「zzZ」

(あ、ソーニョに挨拶しとけばよかった)

まぁソンノがソーニョを出した時にでも

「…てか、ソンノ裸やん」

トリッシュの服を少し借りて着せた

「…『少しの間留守にします。でも必ず帰ってきます』と」

書き終わると頭の中から声がした

クレエ「本当ニヨロシイのですか？」

エタンドル「マタ、殺し屋にモドル？」

「色々と迷惑かけたし〜久しぶりにのんびりしようよ」

クレエ「アイス」

エタンドル「アイス」

「アイスぅ？食べたいの？」

クレエ/エタンドル「うん」

「そうだね〜まぁちょっと遠いい公園でアイスを食べよう？」

クレエ「ヤッタ」

エタンドル「ヤッた」

「さぁ…今のうちにとんずらしよう」

ドアを開ける

廊下を歩く

コツコツ

この廊下を歩くのはこれで最後か

コツコツ

コツコツ

向こうから誰か来る

兄さん「如何したAこんな夜中に出歩くなんて」

「兄さん…もし僕がこのチームを抜けると言ったらどうしますか？」

兄さん「止めたいところだがお前が言った事ならば、だが必ず帰ってくると約束するならだがな」

「勿論」

兄さん「…出て行くのか？」

「また戻ってくるよ！…必ず」

兄さん「そうか…ちゃんと体は大事に扱けよ？」

「うん…兄さんバイバイ！」





夜の街は少し寂しかった

外にいればみんなが話しかけてくれて楽しかった

あのチームはソンノに任せておこ

夜の街に小さな声が響く

「サヨナラは悲しい言葉じゃない」

「それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL(エール)」

「いつかまた巡り会うその時まで」

「忘れはしない誇りよ」

「友よ空へ」




【エール】

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