ある日、私に手紙が届きました。-two chapters-【HQ】 (ページ9)

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Magic 52 ページ9

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＿＿ﾎﾞｰﾝﾎﾞｰﾝ

午前の授業終了のチャイムが、学園全体に響き渡る。

もちろん。空き教室にも＿＿＿

「あらま。国見ちゃんできなかったのかー」

「そう言ってるわりには嬉しそうだな」

「んー？まあ、なんとなく予想はしてたからね！」

「なんでもお見通しってか？」

「そうそう！俺には＿＿＿＿
　って痛！なんで叩くのさ！岩ちゃん」

「あ？なんかウザいんだよ」

「ナイス岩泉」

「いえーい」

「岩ちゃんとハイタッチするマッキーも松っつんも、酷い！」

＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「おやおや、青城の皆さん」

「ヘイヘイへーい！赤葦から失敗したって聞きつけて、嫌味を言いにきたぜ！」

「あ、クロくんにぼっくん。てか、嫌味言いにきたって何？！」

「あー木兎と黒尾か。もっと言ってやれー」

＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「やっと見っけた！教えてくれてありがとな澤村！」

「いやいや、こっちもここに来る気でいたから」

「茂庭、そんなに急いでどうしたんだ？」

「さっきウチの二口が、弧爪くんと赤葦くんに迷惑かけちゃったみたいだからさ、お礼言おうと思って！」

別の教室では＿＿＿＿

「A、食堂行こう？」
「うん」

女子生徒二人はチャイムが鳴ると
食堂に向かって行った。

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